ポルタでは、精神障害・発達障害でお悩みの方の就労生活を支援します。
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2023
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利用者様の声 “自分で選ぶ”ことを大切にする 自分は、まずは福祉就労に決めました

以前のブログ(通所中に障害者手帳を取得して、 障害者雇用で再スタートhttps://porta-job.com/blog/290/)に続き、今回も利用者様の声をお届けいたします。以下の質問に答えて頂きました。

 

Q1.ポルタに入所したキッカケは?

Q2.ポルタでの生活は?

Q.3今後の目標を教えてください

ご家族からのコメント

 

 

Q1.ポルタに入所したキッカケは?

-「あなたらしい自立」にピンときた

高校卒業後、専門学校の卒業まであと3ヵ月というところで病状が悪化し、退学となりました。その後は自宅療養の日々を続けていました。アルバイトなどの経験も無く「何から動き始めればいいんだろう」と不安になっていたところ、通院先の広告を見てポルタの存在を知りました。ポルタの就労・生活支援で、「生活力」、「自己理解力」、「就労準備力」を身につけ、「あなたらしい自立」をめざしましょう。という言葉にピンときました。

 

Q2.ポルタでの生活は?

―自分の選択を尊重してもらえた

ポルタは集団プログラムがメインなので、最初はプログラムをひと通り受講していましたが、段々、今自分に必要なものを選んで受講したくなってきました。「自分が納得したものを選びたい」という気持ちが強いんだなぁと気づきました。スタッフさんと相談する中で、個別プログラムとして「報連相」や「電話練習」の課題を設定して頂いたり、word文書の作成を行ったりできたのがよかったです。他のメンバーさんとは、一緒に外出するための企画書を作成したり、自分が提案した卓球を楽しんだりできたことが通所のモチベーションアップにもつながりました。

 

自分の意思が明確になっていきました

ポルタの就労プログラムや個別面談でライフプランを考えた時に、自分で収入を得ることと、その収入を何に使うかを考えること、将来的には家から自立したいと考えていることなどが明確になっていきました。また、心理プログラムではストレスマネジメントとWRAPが効果的でした。電車に乗る時のストレスを軽減するための筋弛緩法や、再発防止のために安定した生活を送る重要性も確認できました。

 

Q.3今後の目標を教えてください

―さらにステップアップしていきたい

現在は、週に3回就労継続支援B型事業所に通い、ポルタには週に2回通っています。B型では、検品やミシン縫い、裁断作業や菜園での作業など、幅広い種類の作業に携わることができています。作業も丁寧で早くできている、とほめていただくこともあり、やりがいや自信につながります。週5日、ポルタとB型の併用をしていく生活に慣れてきました。将来的には、就労継続支援A型事業、ひいては障害者雇用ステップアップできればと考えています。

 

ご家族からのコメントもいただきました

―自分の道を歩み始めたことに感動しました

学生時代は毎日遅刻していて、発症後は自宅で意欲も乏しい日々をおくっていたことに、親として非常に心を痛めていました。しかし、ポルタに通い始めてからは、毎朝自分で起床・朝食・身支度をするようになり、約一年の通所を経て福祉就労の段階に到達してくれました。最近は、収入を得て趣味を充実させたり、今後の進路も見据えながら毎日を一生懸命過ごしている姿を見ることができて、心から嬉しく思います。息子の健やかさや主体性を引き出してくれたポルタには、感謝の気持ちでいっぱいです!

 

今回は、現在もポルタをご利用中の方で、就労継続支援B型に通所中の方のご紹介でした。

利用者様が自分らしく、イキイキと生活しておられる姿を支えることができ、非常に嬉しいです。

基本は集団プログラムを提供しつつ、個別的な支援にも力を入れていきたいと感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2022
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通所中に障害者手帳を取得して、 障害者雇用で再スタート!

「ポルタってどういうところなの?」という疑問をお持ちの方に、ご利用者様の声を一部ご紹介します。

就職後まもなく、うつ病に

大学卒業後、専門職として2年ほど働きました。まもなくうつ病を発症して休職となり、リワーク(復職支援施設)にも一度通いましたが馴染むことが難しかったです。その後退職となり、長らく自宅療養をしていました。

ポルタはアットホームだけど、一人の時間も大切にできる

自宅療養を始めて1年ほど経ち、少し動けるようになってきた頃、主治医からポルタを紹介されました。生活リズムを整えたり、日中活動をする場として最適かと思い、ポルタを選びました。見学に行ったときは調理実習で、プリンを食べたことを覚えています。 アットホームだけど、一人の時間も 大切にできる雰囲気が自分には合って いました。

就労プログラム受講中に見つけた求人に応募!

認知行動療法プログラムでは、自分の極端な考え方のクセがうつ症状に影響を与えていることに気付きました。自分の内面を深く掘り下げることができて、よかったです。就労プログラムでは、精神障がい者手帳の存在や、障害者雇用についても知識を得ました。また、「ハローワークの求人検索」プログラムで見つけた求人が、現在の仕事に結びついています。履歴書作成、面接練習など、就職活動も後方支援していただけて、心強かったです。

安定して働くことを目指しています

初の障害者雇用なので、新しい職場環境・業務に慣れることだけで最初は精一杯でした。これからは、自分の心身のバランスを調整しながら、安定して働くことを目指しています。定着支援として、ポルタスタッフの方が企業との間に入って課題や解決策について一緒に検討してくださるので、不安が軽減されました。

 

今回は、ポルタをご卒業されてから、障害者雇用枠での就労を始めて半年以上経過された方のご紹介でした。

退所後の進路としては、今回ご紹介した方の他にも、就労継続支援施設、職業訓練施設、アルバイトなど、様々なステージがあります。

またの機会に、ご紹介させていただきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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