今日はクリスマスですね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか、特にクリスマスには関係なく、真面目にブログを更新するポルタスタッフです。
今日は、ポルタで実施しているコミュニケーションプログラムについてご紹介します。
コミュニケーションプログラムでは、「グループで起こっているコミュニケーションについて気づく」「自分と他人の感じ方の違いに気づく」「グループでの自分の振る舞いに気づく」などといったことを目的に行っています。
「あいさつをする」「断る」といった何か行動ができるようにすることを目的にしていないのは特徴の一つかもしれません。
グループワークを通して自分の特徴を理解したり、いつもと違う関わり方を挑戦してみたりすることで、コミュニケーションスキルを高めていただこうと考えています。
コミュニケーションプログラムでの流れ
・テーマについての講義
・ワークの実施
・ふりかえり
という流れで進めています。
これまで実施したワーク
・無人島にもっていくなら何?というお題に対して選択したものを話し合い、グループで持っていくものを決める。
・それぞれに配られた情報の書かれた紙を口頭で伝え合い、宝のありかを探す。
・白紙とのりだけを使い、他のチームと競い合い、より高く積み上げる。
などのお題を扱いました。
ワークのポイント ふりかえり
このワークの重要なポイントはふりかえりです。ワークをやってみてどう感じたのか、周りの人からは自分がどう見えたのか共有していきます。
課題について取り組んでいるときに、さまざまなコミュニケーションが行われています。
・話の口火を切る。
・話を他の人に振る。
・意見を言う。
・相手に共感を示す
・グループの話をまとめる。
など様々な行動があります。
ワーク中の活動についてふりかえり、どのように関わったのか、グループメンバーの言動が自分にどのような影響を与えたのか話し合っていきます。例えば、「話の口火を切ってくれたことで話しやすい空気になったと思う。」「発言したときに”そういう考えもありだよね”と言ってくれたことで話しやすくなった」など。自分が意識して発言したことを周りはどう受け取ったのかといった周囲が見ている自分について知ることができます。
ゲームのようなワークを通して、自分自身のコミュニケーションと向かい合えるようなプログラムを作っています。興味を持たれた方はぜひご参加ください。だいたい月2回ほど実施しています。
(「メニュー」→「資料ダウンロード」→「現在のプログラム一覧の資料」から、今月のプログラムがご確認いただけます。)