梅雨が明け、暑さも一段と増してきましたね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて、就労・生活支援ポルタは、下記の期間、閉所となります。
上記期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけします。
なお、8月18日(金)からは通常営業となりますので、よろしくお願い致します。
梅雨が明け、暑さも一段と増してきましたね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて、就労・生活支援ポルタは、下記の期間、閉所となります。
上記期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけします。
なお、8月18日(金)からは通常営業となりますので、よろしくお願い致します。
ポルタでは、人気プログラムのひとつに調理実習があります。
約月一回、定期的に実施しています。
これまでをさかのぼると数多くのメニューがありますが、その中からほんの一部、ご紹介したいと思います。
「ティラミス」…スタッフいちおしレシピのティラミス
「マカロニグラタン」…チーズたっぷりのやさしい味わい
「ぎょうざ」…キャベツたっぷりなところがポルタのこだわり
「キムチ」…利用者さんおすすめレシピで手作りキムチ
「マフィン」…ブルーベリーが入っていて、ほっこりやさしい甘さ
「たこやき」…作る作業も楽しい、みんな大好きたこやき
「ガパオライス」…タイ料理にチャレンジしてみました
「パエリヤ」…ホットプレートで生米から作る本格パエリヤ
「かき氷」…夏と言えばかき氷!
ブルーハワイやカルピス味、写真は無いですが、本格的に抹茶の粉を使った抹茶味も楽しみました。
みんなで作って、「おいしいね」と言い合える時間に、元気をもらいます。
今回はポルタの朝の過ごし方についてご紹介します。
毎朝9:40~ウォーミングアップの時間です。
ラジオ体操や簡単なエクササイズをした後、20分ほど簡単なゲームをやっています。
参加は自由です。
どんなゲームをやっているでしょうか?
『スピードが大事なゲーム』
・ドブル
・狩歌
・おばけキャッチ
お題となっているものをすばやく取るゲームです。身体を動かして楽しんでいます!
『カードを使うゲーム』
・5本のキュウリ
・カタカナーシ
・ニムト
・ハゲタカのえじき
カードを使ったゲームです。ルールもシンプルなものが多く、1回遊べばルールもわかり、楽しむことができます。
『慎重に指先を使うゲーム』
・スティッキー
さいころに出た色の棒を抜くゲーム。ジェンガのように崩してしまったら負けです。指先に集中して遊びましょう!
『話すゲーム』
・インサイダーゲーム
・ワードウルフ
お題について話し合いながら、お題を知っている人や、お題が違う人を探し出すゲームです。話すことが苦手でもゲームなら話しやすいかもしれません。
ポルタには、ボードゲーム好きなスタッフがいるので、こんなにゲームが豊富にそろっているのです…
ほかにもたくさんのゲームを使っています。
特にポルタに来たばかりの方だと、緊張していることもあるかもしれません。朝、みんなとゲームをやって少し緊張をほぐしてみませんか?
厚生労働省の令和2年患者調査によると「精神および行動の障害」の分類における推計患者総数は約500万人になっています。年々、精神疾患の患者数は増加しており、精神疾患を持ちながら働くという方の数も増えていくと思われます。そうした精神疾患をもちながら働くうえでのポイントをご紹介します。
目次
・両立支援とは?
・セルフケア
・相談する
・両立支援とは?
病気や障害を抱える従業員に対して仕事と治療の両立を支援することを両立支援といいます。治療が長引くことで職場に復帰することができるのか不安に感じる方もいるかもしれません。治療と仕事を両立していくためには、「会社からサポートを受けながら働く」ことが大切です。両立支援を受けるには会社に申し出るところからスタートします。両立支援申し出の流れは以下のようになっています。
①会社に対して両立支援の相談をする。
➡会社側は業務によって疾病が増悪しないように配慮する必要があります。疾病を抱える労働者を就労させると判断した場合は、疾病と仕事の両立のために必要となる措置や配慮をしていくことになります。
②主治医に業務内容や勤務情報などを伝えるための書面を提出します。
➡主治医から就業継続の可否や就業上の措置など、働き続けるうえで望ましい配慮を記した意見書を作成します。
③主治医や産業医、労働者自身の意見を踏まえて今後の方針を決定する。
・セルフケア
会社側に配慮をお願いすることと同じくらい重要なのは、ご本人自身が体調を悪化させずに働くための「セルフケア」です。生活リズムを整えることやストレス発散をすることができるとよいでしょう。
睡眠リズム
十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活リズムを作りましょう。
適度な運動
ウォーキングやジョギング、ストレッチなど汗ばむ程度の運動を定期的に行うことができるとよいでしょう。
ストレスの発散
趣味やリラックスする時間を設けること、信頼できる人とコミュニケーションをすることはストレスの発散に有効です。自分に合ったストレスの発散方法を見つけることができるといいでしょう。
・相談する
上司に相談する
業務内容が自分の能力や体力を超える場合は上司や人事担当者に相談し、適正な業務内容に変更してもらうことは大切です。日々の業務の中で報告や相談を行い、コミュニケーションを取りやすい関係性を心がけましょう。
支援者に相談する
症状の変化や仕事でのストレスなどについて主治医などの支援者に相談しましょう。場合によっては専門的な治療が必要となるかもしれません。医療機関やさまざまな支援機関の窓口を利用することもできます。
まとめ
治療をしながら仕事をする場合には、会社と相談しながら働くことがとても大切です。
精神疾患を抱えながらも、あなたらしく働くことを諦めないでください。自身の体調をケアするとともに、職場・支援機関に上手に相談して、環境を整えていくことができるとよいでしょう。
参考文献
厚生労働省 令和2年患者調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/dl/kanjya.pdf
厚生労働省 事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000912019.pdf
就労・生活支援ポルタは、みずほクリニック休診に伴い、下記期間中は閉所となります。
4月29日(土)~5月7日(日)
閉所期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけいたします。
なお、5月8日(月)からは通常営業となりますので、よろしくお願いいたします。
プログラムの見学・体験は無料で随時お受けしております。
まずはお気軽にメールや電話でご相談ください。
各地で満開の便りが聞かれる今日この頃、ポルタでもみんなでお花見に行きました。
ポルタの近くには、山崎川という桜の名所があるので、そちらは運動プログラムで既に行ってきたのです。
今回は、「外出企画」というプログラムでお花見の候補地を検討したのですが、行き先は「すいどうみち緑道」に決まりました。
新瑞橋駅から今池駅まで電車で移動して、片道15分ほどの緑道を歩いて目的地は千種公園。
出典https://www.city.nagoya.jp/chikusa/category/71-2-2-5-0-0-0-0-0-0.html
名古屋グランパスの旗が歩道の脇にずっと並んでいました。
とてもよいお天気で、青い空に桜のやさしいピンクがマッチしていました。
住宅街や、お店、幼稚園などを横目に見ながらなので、「あ、あんなお店がある!」などと言いながら散策できるのも楽しかったです。
有名な人の足型も発見。
千種公園にも多くの花が美しく植えられていて、とても心が和みました。
途中にある成城石井というスーパーで、利用者さんおすすめのワッフルを買ったので、公園に着いたらさっそくみんなで食べました。
10名程度で参加したのですが、フリスビー、大縄跳び、ビーチバレー、キャッチボール、などなど本気で体を動かして遊ました。
「たのしいね、きれいだね、おいしいね、つかれたね」そんな言葉をたくさんかけあったお花見でした。
心も身体もリフレッシュできる時間を、ありがとうございました。
今回は「マインドフルネス」についてご紹介します。マインドフルネスという言葉は聞いたことあるでしょうか?近年では書籍やテレビなどでマインドフルネスが取り上げられることも増え、注目を集めています。ここではマインドフルネスとはどのようなものなのか、ご紹介します。
目次
・マインドフルネスとは?
・マインドフルネスの効果とは?
・マインドフルネスの注意点
・まとめ
●マインドフルネスとは?
マインドフルネスは「今この瞬間に、意図的に、価値判断をせずに注意を向ける」というものです。これを見て読むのをやめたくなりましたかね。これでは理解することが難しいので細かく分けていくと、”今のこの瞬間”、”意図的に”、”価値判断をしない”というのがポイントになります。
今この瞬間とは?
私たちは過去のことを後悔したり、将来のことで心配や不安な気持ちになったりしています。「今日のご飯は何にしよう?」「ネットニュースでこんなのやってた。」など、何か目の前のことに取り組んでいる時でさえ、他のことに注意が向いてしまうものです。これは自然なことで、過去や将来のことを考えることは人間に備わった力です。しかし、過去や未来のことばかりにとらわれてしまうと、あれこれと後悔し続けたり、将来のことを心配し続けたりしてしまいます。そうすることで目の前のことに気持ちが向けられない状態になってしまうのです。マインドフルネスでは、今この瞬間に意識を向けていくことを大切にしています。今自分は何を考えているのか、自分の身体感覚などに気づいていきます。
意図的にとは?
私たちは悩みや後悔をするとき、ふと頭をよぎる様々な考えがあります。ふと昨日の仕事のミスを思い出したり、あんなこと言わなければよかったと思ったりすることがあるかもしれません。意識して悩もう、後悔しようと思って考えている人は少ないのではないでしょうか。過去を振り返って考えたいときはいいでしょう。しかし、ふとした時にわいてくる様々な思考や感情に私たちはとらわれてしまいます。わいてくる感情や考えに飲み込まれることなく、自分が注意を向けたいものに意図的に注意を向けることがマインドフルネスでは大切です。
価値判断をしないとは?
私たちは常に様々な判断をしています。テストで悪い点を取ったら「自分は出来損ないだ」と思ったり、受験で失敗すると「もう自分は思い通りの人生を送れない」と思ったりすることがあるかもしれません。テストの点数が低かった、受験に失敗したというのは事実かもしれません。しかし、そこから考えるものは何通りもあるものです。点数が悪くても「今回はうまくいかなかった」「苦手なところが見つかった」と思う人もいるかもしれません。多くの人はうまくいかないことがあったときにネガティブな判断をしてしまうでしょう。この判断をしないというのがマインドフルネスのポイントです。ポジティブに考えようというものではありません。事実と考えを切り離しておくことが大切です。事実に対して様々なネガティブな意味をつけていくことで、失敗した➡次もうまくいかないはずだ➡自分は落ちこぼれだ、とネガティブ思考の悪循環に陥ってしまうかもしれません。評価や判断をすることから少しとどまって、事実は事実としてとらえていきます。
体験から学ぶ
マインドフルネスを理解するうえで言葉だけで理解するのは難しいかもしれません。マインドフルネスをしばらくの間実践してみることで、今この瞬間に注意を向ける、意図的に注意を向ける、価値判断をせずに注意を向けるということが分かるようになってくると思います。マインドフルネスは注意の向け方だけでなく、あるがままを受容するといった態度も重要です。興味を持った方は一度試してみてください。
●マインドフルネスの効果とは?
マインドフルネスに関する研究は様々報告されており、マインドフルネスの瞑想をすることで、うつ病や不安症に対して有効性が確認されています。摂食障害や依存症などでは更なる検証が必要であるものの、有効性が示されています。ストレスの低減については効果があると報告されていますが、大学生を対象とした研究では効果が十分ではなかったものもあり、さらなる研究が必要とされています。
職場でのマインドフルネスの実施では従業員のストレス、燃え尽き症候群、精神的苦痛、身体的不満を軽減し、仕事への意欲を高めるのに有益であるとされています。
●マインドフルネスの注意点
マインドフルネスについて検索すると、マインドフルネスは危険だというようなネット記事もみかけます。マインドフルネスの危険性や注意すべきことは何なのでしょうか?
独学で行う場合
独学で行う場合は気をつけて行う必要があります。トレーニングを受けた人からの言葉がないため、自分の感覚で進んでいきます。マインドフルネスは自分自身への気づきを得ていくトレーニングですが、不安な気持ちやいらだちにとらわれ、瞑想中に抜け出せなくなってしまうことがあります。気づいて瞑想を中断したり、別のことに注意を向けることができればよいのですが、一人で行っている場合は難しいこともあります。特に心理的に課題を抱えている方は、一人で行うよりもインストラクターにみてもらいながらやるのがよいでしょう。
また、目的意識が強すぎることでマインドフルな態度を得ることが難しいこともあります。あるがままを受け止め、価値判断をしないことが大切ですが、何かを得ようとすればするほど、得られないことに対してネガティブな評価が伴ってしまいます。頑張りすぎてしまう状態でいるとなかなかマインドフルネスによる効果が十分に得られないかもしれません。
トラウマを抱えた方
PTSDの診断の有無に限らず、逆境体験のある方は、インストラクターに事前に確認し、通院している方は主治医に尋ねてから行うのがよいでしょう。身体へ注意を向けることが多いので、過去の体験と身体感覚が結び付き、つらい体験をする可能性もあります。瞑想を中断したり、落ち着けるように導いてくれるような環境を用意しておくことが大切です。
●まとめ
マインドフルネスは、近年注目され、さまざまな効果が報告されています。ストレスとなる場面は誰しも遭遇しうるもので、ネガティブな思考や感情に飲み込まれず、距離をとることができる力は、精神的な困難さを抱えているかどうかにかかわらず健康的な生活を送っている方にとっても役立つものだと思います。興味を持たれた方は試してみてください。
参考文献
Dexing Zhang, Eric KP Lee, Eva CW Mak, CY Ho, and Samuel YS Wong. (2021). Mindfulness-based interventions: an overall review. British Medical Bulletin. 138, 41-57.
Renée A. Scheepers, Helga Emke, Ronald M. Epstein, Kiki M. J. M. H. Lombarts. (2019). The impact of mindfulness-based interventions on doctors’ well-being and performance: A systematic review. Medical Education. 54(2), 138-149.
J.David Creswell. (2017). Mindfulness Interventions. Annual Review of Psychology. 68, 491-516.
みなさんはうまくいかないこと、困ったことがあったら誰かに相談するでしょうか?そもそも相談せずに自分で何とかするという人もいるかもしれません。大きな困難に直面したときに周りを頼ることができず、一人で抱え込むことは心身の健康を脅かすかもしれません。相談することはどうして難しいのか、相談することのメリットについてご紹介していきます。
目次
・相談することの難しさ
・相談することのメリット
・まとめ
●相談することの難しさ
相談するとき、誰に相談するでしょうか?どのようなことについて相談するのかということでも変わってくるでしょうが、家族や友人、職場の人に相談することもあれば、医師や教師、弁護士など専門的な人に相談することもあるかもしれません。相談する人にとってのハードルとして以下のようなものがあると考えられています。
・相談することによるメリットが少ないと思っている
・自分の問題はたいしたことがないと低く見積もっている
・相談することの手間が大きい
・相談することで起こる自分への評価を気にする
など様々な理由が考えられています。
相談することについての研究も行われていますが、相談することがなぜ難しいのかという仕組みが理論立てられているわけではありません。
「相談したところで何が変わるの?」「人に頼むのは面倒」「自分はダメな奴だと思われるかもしれない」と言ったことが相談するときに頭をよぎっているかもしれません。変化に期待が持てなかったり、相手を信頼することが困難な人にとって相談することはハードルが高いものです。
●相談することのメリット
相談することによって得られるものとして
・問題解決する可能性が高まる
・悩みを吐き出すことで気持ちが楽になる
・自分について知ってもらうことでより親密になる
などが挙げられます。
目の前の問題について複数人で取り組むことで一人の時よりも解決できる可能性が高くなります。自分よりもその問題について詳しい人がいれば解決の糸口がつかめるかもしれません。心理的な問題であれば、相談することで、気持ちが楽になったり、人に話すことで整理できることもあります。また問題への対処だけでなく、相手を頼るという行動を通じて親密さが強まるということもあります。
相談することで前向きな変化があると思うのか、余計に悪くなると思うのか、親密になれると思うのか、馬鹿にされると思うのかなど相談することについての捉え方の違いが相談できるかどうかに関係しているかもしれません。
多くの研究では男女差が認められることも多く、男性の方が相談が苦手ということが多いようです。文化的な要因もあるかもしれません。
●まとめ
相談することが苦手だと感じている人にとって相手に頼みごとをしたり、信頼するということは難しいかもしれません。相談が苦手な方は自分で対処しようとする頑張り屋な方かもしれません。しかし、一人では抱えられないようなことが起こった時に信頼できる誰かに頼ることができるということは自分の健康を維持するために大切です。人に頼ることは弱さではありません。信頼できる人に少し頼ってみてはいかがでしょうか。
以前のブログ(通所中に障害者手帳を取得して、 障害者雇用で再スタート!https://porta-job.com/blog/290/)に続き、今回も利用者様の声をお届けいたします。以下の質問に答えて頂きました。
Q1.ポルタに入所したキッカケは?
Q2.ポルタでの生活は?
Q.3今後の目標を教えてください
ご家族からのコメント
Q1.ポルタに入所したキッカケは?
-「あなたらしい自立」にピンときた
高校卒業後、専門学校の卒業まであと3ヵ月というところで病状が悪化し、退学となりました。その後は自宅療養の日々を続けていました。アルバイトなどの経験も無く「何から動き始めればいいんだろう」と不安になっていたところ、通院先の広告を見てポルタの存在を知りました。ポルタの就労・生活支援で、「生活力」、「自己理解力」、「就労準備力」を身につけ、「あなたらしい自立」をめざしましょう。という言葉にピンときました。
Q2.ポルタでの生活は?
―自分の選択を尊重してもらえた
ポルタは集団プログラムがメインなので、最初はプログラムをひと通り受講していましたが、段々、今自分に必要なものを選んで受講したくなってきました。「自分が納得したものを選びたい」という気持ちが強いんだなぁと気づきました。スタッフさんと相談する中で、個別プログラムとして「報連相」や「電話練習」の課題を設定して頂いたり、word文書の作成を行ったりできたのがよかったです。他のメンバーさんとは、一緒に外出するための企画書を作成したり、自分が提案した卓球を楽しんだりできたことが通所のモチベーションアップにもつながりました。
―自分の意思が明確になっていきました
ポルタの就労プログラムや個別面談でライフプランを考えた時に、自分で収入を得ることと、その収入を何に使うかを考えること、将来的には家から自立したいと考えていることなどが明確になっていきました。また、心理プログラムではストレスマネジメントとWRAPが効果的でした。電車に乗る時のストレスを軽減するための筋弛緩法や、再発防止のために安定した生活を送る重要性も確認できました。
Q.3今後の目標を教えてください
―さらにステップアップしていきたい
現在は、週に3回就労継続支援B型事業所に通い、ポルタには週に2回通っています。B型では、検品やミシン縫い、裁断作業や菜園での作業など、幅広い種類の作業に携わることができています。作業も丁寧で早くできている、とほめていただくこともあり、やりがいや自信につながります。週5日、ポルタとB型の併用をしていく生活に慣れてきました。将来的には、就労継続支援A型事業、ひいては障害者雇用ステップアップできればと考えています。
ご家族からのコメントもいただきました
―自分の道を歩み始めたことに感動しました
学生時代は毎日遅刻していて、発症後は自宅で意欲も乏しい日々をおくっていたことに、親として非常に心を痛めていました。しかし、ポルタに通い始めてからは、毎朝自分で起床・朝食・身支度をするようになり、約一年の通所を経て福祉就労の段階に到達してくれました。最近は、収入を得て趣味を充実させたり、今後の進路も見据えながら毎日を一生懸命過ごしている姿を見ることができて、心から嬉しく思います。息子の健やかさや主体性を引き出してくれたポルタには、感謝の気持ちでいっぱいです!
今回は、現在もポルタをご利用中の方で、就労継続支援B型に通所中の方のご紹介でした。
利用者様が自分らしく、イキイキと生活しておられる姿を支えることができ、非常に嬉しいです。
基本は集団プログラムを提供しつつ、個別的な支援にも力を入れていきたいと感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。