ポルタでは、精神障害・発達障害でお悩みの方の就労生活を支援します。
HOME > ポルタBLOG
2023
2
3
利用者様の声 “自分で選ぶ”ことを大切にする 自分は、まずは福祉就労に決めました

以前のブログ(通所中に障害者手帳を取得して、 障害者雇用で再スタートhttps://porta-job.com/blog/290/)に続き、今回も利用者様の声をお届けいたします。以下の質問に答えて頂きました。

 

Q1.ポルタに入所したキッカケは?

Q2.ポルタでの生活は?

Q.3今後の目標を教えてください

ご家族からのコメント

 

 

Q1.ポルタに入所したキッカケは?

-「あなたらしい自立」にピンときた

高校卒業後、専門学校の卒業まであと3ヵ月というところで病状が悪化し、退学となりました。その後は自宅療養の日々を続けていました。アルバイトなどの経験も無く「何から動き始めればいいんだろう」と不安になっていたところ、通院先の広告を見てポルタの存在を知りました。ポルタの就労・生活支援で、「生活力」、「自己理解力」、「就労準備力」を身につけ、「あなたらしい自立」をめざしましょう。という言葉にピンときました。

 

Q2.ポルタでの生活は?

―自分の選択を尊重してもらえた

ポルタは集団プログラムがメインなので、最初はプログラムをひと通り受講していましたが、段々、今自分に必要なものを選んで受講したくなってきました。「自分が納得したものを選びたい」という気持ちが強いんだなぁと気づきました。スタッフさんと相談する中で、個別プログラムとして「報連相」や「電話練習」の課題を設定して頂いたり、word文書の作成を行ったりできたのがよかったです。他のメンバーさんとは、一緒に外出するための企画書を作成したり、自分が提案した卓球を楽しんだりできたことが通所のモチベーションアップにもつながりました。

 

自分の意思が明確になっていきました

ポルタの就労プログラムや個別面談でライフプランを考えた時に、自分で収入を得ることと、その収入を何に使うかを考えること、将来的には家から自立したいと考えていることなどが明確になっていきました。また、心理プログラムではストレスマネジメントとWRAPが効果的でした。電車に乗る時のストレスを軽減するための筋弛緩法や、再発防止のために安定した生活を送る重要性も確認できました。

 

Q.3今後の目標を教えてください

―さらにステップアップしていきたい

現在は、週に3回就労継続支援B型事業所に通い、ポルタには週に2回通っています。B型では、検品やミシン縫い、裁断作業や菜園での作業など、幅広い種類の作業に携わることができています。作業も丁寧で早くできている、とほめていただくこともあり、やりがいや自信につながります。週5日、ポルタとB型の併用をしていく生活に慣れてきました。将来的には、就労継続支援A型事業、ひいては障害者雇用ステップアップできればと考えています。

 

ご家族からのコメントもいただきました

―自分の道を歩み始めたことに感動しました

学生時代は毎日遅刻していて、発症後は自宅で意欲も乏しい日々をおくっていたことに、親として非常に心を痛めていました。しかし、ポルタに通い始めてからは、毎朝自分で起床・朝食・身支度をするようになり、約一年の通所を経て福祉就労の段階に到達してくれました。最近は、収入を得て趣味を充実させたり、今後の進路も見据えながら毎日を一生懸命過ごしている姿を見ることができて、心から嬉しく思います。息子の健やかさや主体性を引き出してくれたポルタには、感謝の気持ちでいっぱいです!

 

今回は、現在もポルタをご利用中の方で、就労継続支援B型に通所中の方のご紹介でした。

利用者様が自分らしく、イキイキと生活しておられる姿を支えることができ、非常に嬉しいです。

基本は集団プログラムを提供しつつ、個別的な支援にも力を入れていきたいと感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2023
1
23
ジョブコーチの勉強会を開催しました!

皆さん、「ジョブコーチ支援」という制度をご存知ですか?

 

・働きたいという思いはあるが入退職を繰り返している。

  安定して働くことができるか不安・・・

・環境の変化が苦手。職場に慣れるまで困りごとを相談できる人が欲しい・・・

 

という悩みを持った方は多いと思います。

そんな障害をお持ちの方の「職場定着」を支援してくれるのが、

職場適応援助者(ジョブコーチ)です。

 

120日の就労プログラムにて、実際にジョブコーチ支援を

実施している、愛知障害者職業センターさんをお招きし、

 

・障害者職業センターについて
・ジョブコーチの支援内容、対象者、期間などについて
・実際の支援例

 

などを紹介していただきました。

 

参加された方からは

 

・ジョブコーチという制度自体知らなかったため、とても勉強になった。

・ジョブコーチと(障害者福祉サービスの)就労定着支援の違いに

 ついて知れた。将来就職をしたときの相談先の選択肢が複数あることがわかった。

 といった感想をいただきました。

 

ジョブコーチ支援についての情報は、厚生労働省ホームページ、

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のホームページに

最新の情報が記載されております。興味のある方はご参照ください。

 

■厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06a.html

 

■独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構

https://www.jeed.go.jp/disability/person/job01.html

 

ポルタでは、不定期で外部講師をお招きし、勉強会を開催しています。

次回は2月6日に保険会社の方をお招きし、「上手なお金の使い方」に

ついて勉強会を開催します。

 

興味のある方はお気軽にお問合せください。

 

就労・生活支援ポルタ

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通8-8 共栄ビル4F

TEL 052-838-8988

   受付時間 9:00~17:30 ※月~金(土日祝休み)

2023
1
12
薬剤師の勉強会を開催しました!

遅ればせながら、皆さん明けましておめでとうございます!

2023年、皆さんはどんな1年にしていきますか?

私は「挑戦」をテーマに、何か新しいことを始める1年にしたいです。

 

 

さて、ポルタでは、昨年12月14日に姫宮調剤薬局の薬剤師さんをお招きし、

精神科領域の薬について、勉強会を開催しました。

 

前半は、抗うつ薬を中心に、薬の種類、効果の現れ方、副作用、

離脱症状などについて、説明をしていただきました。

 

後半は、ポルタの通所者様が普段服薬をする中で疑問に感じている

ことについて、精神科医と薬剤師の視点から回答をしていただきました。

 

参加者の方からは、

・自分が普段服用しているお薬のことをより深く知れた。

・服薬について疑問に感じていながらも診察や薬局で聞けていなかった

 ことに答えてもらえて有意義だった。

といった感想をいただきました。

 

 

ポルタでは、不定期で外部講師をお招きし、勉強会を開催しています。

次回は1月20日に障害者職業センターの方をお招きし、ジョブコーチ支援

についての勉強会を開催します。

 

興味のある方はお気軽にお問合せください。

 

就労・生活支援ポルタ

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通8-8 共栄ビル4F

TEL 052-838-8988

   受付時間 9:00~17:30 ※月~金(土日祝休み)

2022
12
25
コミュニケーションプログラム

今日はクリスマスですね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか、特にクリスマスには関係なく、真面目にブログを更新するポルタスタッフです。

 

今日は、ポルタで実施しているコミュニケーションプログラムについてご紹介します。

コミュニケーションプログラムでは、「グループで起こっているコミュニケーションについて気づく」「自分と他人の感じ方の違いに気づく」「グループでの自分の振る舞いに気づく」などといったことを目的に行っています。

 

「あいさつをする」「断る」といった何か行動ができるようにすることを目的にしていないのは特徴の一つかもしれません。

グループワークを通して自分の特徴を理解したり、いつもと違う関わり方を挑戦してみたりすることで、コミュニケーションスキルを高めていただこうと考えています。

 

コミュニケーションプログラムでの流れ

・テーマについての講義

・ワークの実施

・ふりかえり

という流れで進めています。

 

これまで実施したワーク

・無人島にもっていくなら何?というお題に対して選択したものを話し合い、グループで持っていくものを決める。

・それぞれに配られた情報の書かれた紙を口頭で伝え合い、宝のありかを探す。

・白紙とのりだけを使い、他のチームと競い合い、より高く積み上げる。

などのお題を扱いました。

ワークのポイント ふりかえり

このワークの重要なポイントはふりかえりです。ワークをやってみてどう感じたのか、周りの人からは自分がどう見えたのか共有していきます。

 

課題について取り組んでいるときに、さまざまなコミュニケーションが行われています。

・話の口火を切る。

・話を他の人に振る。

・意見を言う。

・相手に共感を示す

・グループの話をまとめる。

など様々な行動があります。

 

ワーク中の活動についてふりかえり、どのように関わったのか、グループメンバーの言動が自分にどのような影響を与えたのか話し合っていきます。例えば、「話の口火を切ってくれたことで話しやすい空気になったと思う。」「発言したときにそういう考えもありだよねと言ってくれたことで話しやすくなった」など。自分が意識して発言したことを周りはどう受け取ったのかといった周囲が見ている自分について知ることができます。

 

ゲームのようなワークを通して、自分自身のコミュニケーションと向かい合えるようなプログラムを作っています。興味を持たれた方はぜひご参加ください。だいたい月2回ほど実施しています。

(「メニュー」→「資料ダウンロード」→「現在のプログラム一覧の資料」から、今月のプログラムがご確認いただけます。)

 

2022
12
11
あがり症とは

人前で話すときや発表をするときに緊張し、呼吸が速くなる、手足が震える、汗をかくなどそのような体験で困ったことはありませんか?今回はあがり症についてご紹介します。

 

目次

・あがり症とは

・緊張するのは自然な反応

・あがり症の対策

 

 

あがり症とは

 あがり症とは人前で何かをするような場面で強い緊張に陥り、日常生活や社会生活に影響を与える状況を指します。人からどう思われるのか気になり、過度な緊張や不安、恐怖にさいなまれています。緊張状態が強いことで発汗や手の震え、動悸、腹痛などの身体症状として表れることもあります。こうした身体症状に注目してしまい、余計に緊張や不安感が強くなってしまうこともあります。

 

あがり症には

 ・人前で話すことを恐れる

 ・人前でどもってしまうことを恐れる

 ・人前で顔が赤くなることを恐れる

 ・人の視線にさらされることを恐れる

 などの方がみられます。

 

 あがり症の程度が強い方は社交不安症などの精神疾患の可能性も考えられるため、医療機関への受診をおすすめします。

 

 

緊張するのは自然な反応

 人前で話すときに緊張してしまうのは多くの人に当てはまる自然な反応です。人前でのスピーチや面接の場では多くの人が緊張するものです。緊張することは悪いことでもなく、特殊なことでもありません。

 あがり症の方は緊張が強くなり、頭が真っ白になってしまう、人とうまく話すことができないといったことが起こることで日常生活や社会生活に支障をきたしています。支障となる出来事は緊張によって引き起こされるため、緊張を取り除きたいと思いがちですが、緊張をなくすことを目的としない方がよいでしょう。誰しも緊張する場面に遭遇することはあるので、どんな場面でも緊張しない自分を目指すよりも、緊張しつつも適度にふるまうことができる状態を目指すことが大切です。

 

 

あがり症の対策

 小さいことでもいいので、今の自分にできることから成功体験を重ねることが大切です。一人で発表をイメージして練習をする、家族の前で話してみるなど自分にとってできそうなところからうまくいったという体験を重ねていきます。あがり症となる過程では、過去の失敗体験から不安や緊張が駆り立てられていることが多いため、これならできるという自信をつけることは対策の一つです。 

 しかし、あがり症の対策として場数を踏めば慣れるものとも限りません。恥をかく、失敗するイメージがあり、うまくいかないのではないかと緊張してしまいます。ほとんどうまくいっていても、自分のできていなかった面に注目し、「やっぱりできなかった」とさらに落ち込んだり、次も同じことが起こるのではないかと不安の確信が強まったりしてしまいます。このような悪循環から抜け出すには、緊張しなくなることや不安をなくすことを目的とせず、緊張しても大丈夫と思えることが大切です。緊張しつつも人前で話すことができる、顔が赤くなるがそのことに過度にとらわれずにいられるといった状態を目指していきます。不安な場面についての悪循環を整理し、身体症状など自分自身に注意が向いてしまう状態を緩めていくことで、緊張しても困らない状態にしていきます。

 

まとめ

 人前で何かをするときに緊張するのは誰でも起こる自然な反応です。緊張によって身体症状が強くなり、緊張や不安にとらわれすぎてしまうと問題です。練習して自信をつけることやカウンセリングを受けるなどして自分自身の特徴を理解することで症状の改善が期待できます。人前で緊張してしまうことで、支障が大きすぎると感じる方は医療機関などで相談してみましょう。

 

2022
11
15
HSP(Highly Sensitive Person)について

人の言動や感情に揺れ動きやすかったり、音やにおいなど周囲に刺激に過敏さを感じていたりしませんか?繊細さを抱えているため、日々生活する中で起こる様々な刺激に疲れやすさや生きづらさを感じているかもしれません。今回は、そんな特徴をもつ方、HSP(Highly Sensitive Person)についてご紹介します。

 

目次

・HSPとは

・HSPの特徴

・HSPの対処法

・まとめ

 

 

HSPとは

HSPとはHighly Sensitive Personの略で、とても繊細な気質を持った人という意味です。約20%の人がHSPにあてはまるとされており、ささいな外部の刺激にも反応しやすい特徴をもっています。他の人では気にしないようなことでも敏感に反応してしまうため生きづらさを感じることがあります。

HSPは病気や診断名ではなく、うつ病や発達障害とは異なるものです。その人の生まれ持った気質を示す用語になります。日本におけるHSPに関する研究は少なく、まだわからないこともたくさんあります。

 

 

HSPの特徴

・情動伝染(相手の感情に同調する)しやすい

相手の感情に影響されやすい特徴をもっています。人の気持ちに共感しやすい一面もありますが、周囲の感情に圧倒されやすい一面ももっています。怒っている、悲しんでいるといったネガティブな感情を受け取りやすく、ネガティブ感情に自身も揺さぶられやすいのです。

 

・疲れやすい

外部の刺激に反応しやすい特徴をもっているので、神経を高ぶらせた状態になりやすく、自分自身も気づかないうちに疲れ切ってしまいます。楽しい時間を過ごした後でも、疲れてしまい、体調を崩すということがあります。

 

 

チェックリスト

□大きな音で不快になる

□1度にたくさんの事が起こっていると不快になる

□明るい光や強いにおい、ごわごわした布地、近くのサイレンの音などにゾッとしやすい

□忙しい日々が続くと別途や暗くした部屋などプライバシーが得られ、刺激の少ない場所に逃げ込みたくなる

□短時間にしなければならないことが多いとオロオロする

□他人の気分に左右される

□競争場面や見られていると、緊張や動揺のあまり、いつもの力を発揮できなくなる

□痛みに敏感になることがある

□生活に変化があると混乱する

□微細で繊細な香り・味・音・芸術作品などを好む

□美術や音楽に深く感動する

 

HSPの対処法

HSPは病気ではないため何か治療法があるというわけではありません。繊細さを抱えているために起こる、自信のなさや疲れやすさについてどのようにしたら抱え込まずに過ごすことができるのか対処法を見つけていくことが大切です。

 

・安心安全の場を確保する

自分自身が安心して過ごせる場所を確保することが大切です。自分だけの落ち着けるスペースを確保するとよいでしょう。働いている方であれば、トイレや人のいない部屋など落ち着ける場所を見つけておきましょう。

 

・刺激の少ない環境を整える

外部の刺激に敏感なため、過ごしやすい環境を整えることが大切です。音が気になる方は耳栓やノイズキャンセリング機能のついたイヤホンをつけてみてはいかがでしょうか。

 

・何もせずにリラックスできる休み方をする

何か行動をしようと思うと疲れてしまうことがあるので、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすことでリラックスする休み方を見つけてみるとよいかもしれません。

 

・自分の繊細さについて理解する

どういったときに過敏に反応してしまうのか自分について理解を深めることが大切です。

 

 

まとめ

HSPは外部のさまざまな刺激に反応しやすい特徴をもった人たちのことを指します。刺激に反応しやすいため、疲れやすく、人混みなど周囲の環境に圧倒されやすいです。一方で思慮深さから将来の危険を予測することに長けている、共感能力が高いといった特徴もあります。自分はHSPではないかな?と思った方は、自分自身について理解を深め、居心地の良い環境をつくっていくことができるとよいかもしれません。

 

 

2022
11
6
ゲーム障害・ネット依存とは

 スマートフォンが普及し、誰でも手軽にゲームやSNSを利用することができる時代になりました。インターネットにアクセスすることが容易になった一方でスマホ中心の生活となり、ゲームやSNS関連のトラブルも増加しています。今回はWHO(世界保健機関)で新たに病気として分類されたゲーム障害についてご紹介します。ゲーム依存かも?インターネット依存ってなんだろう?そうしたことが気になる方はぜひご覧ください。

目次

・ゲーム障害とは

・ネット依存とは

・こんな人は要注意

・ゲーム障害・ネット依存の対策

・まとめ

 

ゲーム障害とは

 WHO(世界保健機関)はゲーム障害について、国際疾病として正式に認定し、ICD-11(WHOが作成している国際疾病分類)に採用されました。ゲームが他の日常生活の活動よりも優先され、日常生活に支障があるにもかかわらずゲームをやめることができない状態が12か月以上継続しているとゲーム障害と診断される可能性があります。症状が重い場合は12か月未満でも診断されることがあるそうです。ゲームをやめることがコントロールできず、日常生活に困っている人はゲーム障害の可能性があります。ゲームをしている人の中でゲーム障害の影響を受けている人はごくわずかではありますが、ゲームをすることによって避けられている日常の活動やゲームをすることによっておこる身体的・心理的健康の変化には注意しておく必要があります。

 ゲーム障害になると、脳はゲームに対して依存状態となり、理性をつかさどる脳の機能が低下していきます。アルコール依存やギャンブル障害同様の衝動的な欲求に襲われ、コントロールすることが難しくなります。

 ゲーム障害によって起こる問題として、学校を欠席したり仕事を欠勤したりする、昼夜逆転する、物に当たる、家族に対する暴力、といったことが挙げられます。家族との関係悪化や退学・失職といった社会からの孤立も大きな問題です。

 

ネット依存とは

 ゲーム障害と近い用語としてネット依存というものがあります。ネット依存とは、ゲームやSNSなどの使用について以下のような状態を指しています。

1. 過度の使用(時間感覚の喪失や基本的欲求の無視を伴うことが多い)。

2. ゲームやSNSを利用できないときに怒り、緊張、抑うつなどの感情を伴う。

3. ゲームやSNS利用により否定的影響(嘘、口論、成績不振、社会的孤立など)が生じる。

 

ネット依存か気になった方はインターネット依存度テストを参照ください。

IAT(インターネット依存度テスト) | 依存症スクリーニングテスト | 病院のご案内 | 久里浜医療センター (hosp.go.jp)

 

ゲーム障害やネット依存という言葉はスマホ中心の今の世の中で急速に注目されています。

 

こんな人は要注意

 ゲーム障害やネット依存の兆候に気づくことが大切です。下記の項目が当てはまるなという方は注意が必要です。

 

・ゲームやインターネットなどの使用時間がかなり長くなった。

・昼夜逆転の生活になった。

・他のことに興味を示さない。

・ゲームやインターネットなどの使用について指摘すると過剰に怒る。

・課金が多い。

 

当てはまる項目が多い方は、ゲームやインターネットなどの使用によって日常生活への影響が表れ始めているようです。


 

ゲーム障害・ネット依存の対策

予防 ゲーム障害・ネット依存にならないために

・リテラシー教育を行う。

・利用時間を決め、制限する。

・ゲームやインターネット以外に充実した時間をつくる。

 

対策 ゲームやインターネットがやめられなくなったら

・やめられない背景を考える。

なにか嫌なことがあった、生活がうまくいかないなど没頭したくなる背景があるかもしれませんし、発達特性や精神状態からコントロールが難しい状態かもしれません。

・依存症治療ができる医療機関を受診する。

カウンセリングや入院などによる治療を受けてみるのも一つの方法です。

まとめ

 ゲーム障害やネット依存はスマートフォンが普及し、近年注目されています。楽しくゲームができている状態であればよいのですが、日常生活に支障をきたした際には注意が必要です。ゲーム障害やネット依存が疑われる状態では家族とのトラブルが起こり、関係が悪化しがちです。家族で抱え込まず、まずは周囲の相談できる人や専門機関に相談してみましょう。

2022
11
1
年末年始休暇のお知らせ

11月に入り、寒さも一段と増してきましたね。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、就労・生活支援ポルタは、下記の期間、閉所となります。

上記期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけいたします。

なお、1月6日(金)からは通常営業となりますので、よろしくお願いいたします。

2022
10
14
発達障害当事者が働くうえでのポイント

働き始めてミスが続き、注意ばかりされる、怒られてばかりの毎日…。発達障害があり、働くことが不安。そのように感じていることはありませんか?今回は発達障害の方が働くうえで気をつけるとよいポイントについてご紹介します。

 

目次

発達障害とは?

働くうえでの工夫(コミュニケーション)

働くうえでの工夫(作業時)

まとめ

 

発達障害とは?

 発達障害とは、ASD(自閉スペクトラム症)ADHD(注意欠如・多動症)など生まれながらにもった特性のアンバランスさのある状態です。社会活動において生きづらさや困難さを抱えやすい障害です。<(大人の発達障害とは|就労・生活支援ポルタBLOG|名古屋市の就労・生活支援ポルタ (porta-job.com)>

 発達障害の方は特性から社会生活を送るうえで困難に直面しやすいです。周囲の配慮も大切ですが、周囲の理解が得られないことも少なくありません。周囲との齟齬を減らしていくための関わり方を見つけていくとストレスの少ない生活を送ることができます。

 

    

働くうえでの工夫(コミュニケーション)

 職場でコミュニケーションをとる際に工夫できる点をご紹介します。

 

指示されたことがわからない

・文字や図など理解しやすい形にしてみる。

 口頭での指示だけだと、どのように動いたらよいのかわからないことがあるかもしれません。手順をリスト化したり、図にしたりすることで理解しやすくなるかもしれません。

・指示を復唱する

 指示を一度で理解できるとは限りません。指示を受けて、自分が理解していることを復唱して伝えましょう。復唱することで、間違っていたり、ズレていたりするときは相手に修正してもらえるようになります。

・質問する

 わからないと感じたら臆せずに質問しましょう。「いい感じにやっといて」など抽象的な指示があるかもしれません。どのようにしたらよいのか具体的なイメージができるように確認しましょう。何がわからないのかもわからないときもあると思います。そうしたときも、自分が理解できていないことを伝えましょう。

・優先順位をつける

 いろいろな指示があったとき、何から手をつけていいのかわからないことがあるかもしれません。どの順番で取り組むとよいのか、優先度が高いことはどれなのか、いつまでにやらなくてはいけないのかなど、取り組む手順を決めましょう。一つ一つやることを整理すると動きやすくなります。

報連相ができない

・今話してもよいか尋ねる

 どのタイミングで話しかけてよいのかわからないときは、今○○について伝えてもよいか聞きましょう。

・報告する日時やタイミングを決めておく

 事前に相談して、定期的に報告する時間を決めておくと報告しやすくなります。また、どこまで仕事が進んだら報告するといった、仕事の進捗状況に応じて報告するタイミングを決めるのも一つの方法です。

・報告する内容を確認する

 何について報告しなくてはいけないのかわからないときは、何について報告が求められているのか具体的に確認しておきましょう。誰に報告したり、相談したりしたらよいのかわからないときは、何については誰に報告するということを決めておくとよいでしょう。

・事前に話す内容をまとめる

 報告するときに、何について話したらいいのかわからなくなってしまう人は、事前に紙に書き出すなどして報告する内容をまとめておくと戸惑わずに伝えられます。

働くうえでの工夫(作業時)

 職場で作業をしているときにできる工夫についてご紹介します。

 

集中できない/集中しすぎてしまう

・アラームを設定する

 何分おきに休憩をとるなどアラームを設定するとメリハリをつけて仕事しやすくなります。

・パーテーションで席を仕切る

 周りの音や人の動きが気になって集中できないときは、パーテーションで仕切りを作ると集中しやすくなるかもしれません。音に過敏な方はノイズキャンセリングイヤホンをつけることも方法の一つです。こうしたことを行う前に職場の上司や人事に相談してみましょう。

仕事の段取りができない

・仕事を具体的に理解する

 全体像をつかむことが苦手な人は、仕事を具体化すると取り組みやすいでしょう。手順など一つ一つのことを具体的にどう動いたらよいか整理してみましょう。何をやらなくてはいけないのか行動をリスト化すると理解しやすくなります。

・手順を決める

 いくつもやらなくてはならないことがあるときは、戸惑ってしまうこともあると思います。マルチタスクが苦手な人は特に、優先順位をつけて一つ一つ取り組むようにすると仕事がやりやすくなるでしょう。急遽仕事を頼まれたときは優先順位を考え、取り組む手順を決めると落ち着いて取り組むことができるでしょう。

・スケジュールを立てる

 何をいつごろまでに行うとスムーズに進むのか書き出してみましょう。期日までに何をしたらいいのかわかりやすくなります。スケジュールを決めるときはギリギリの計画ではなく、ゆとりをもった計画を立てましょう。急に別の仕事が入ったり、やり直さなくてはならないことも考えられます。トラブルがあっても対応できるように、余裕をもって計画を立てましょう。

まとめ

 働くうえで発達障害の方が抱えやすい困りごとについてご紹介しました。職場によってさまざまな環境があると思います。ここで紹介したことだけでなく、ご自身でできる工夫をやってみるのもいいかもしれません。

2022
10
4
通所中に障害者手帳を取得して、 障害者雇用で再スタート!

「ポルタってどういうところなの?」という疑問をお持ちの方に、ご利用者様の声を一部ご紹介します。

就職後まもなく、うつ病に

大学卒業後、専門職として2年ほど働きました。まもなくうつ病を発症して休職となり、リワーク(復職支援施設)にも一度通いましたが馴染むことが難しかったです。その後退職となり、長らく自宅療養をしていました。

ポルタはアットホームだけど、一人の時間も大切にできる

自宅療養を始めて1年ほど経ち、少し動けるようになってきた頃、主治医からポルタを紹介されました。生活リズムを整えたり、日中活動をする場として最適かと思い、ポルタを選びました。見学に行ったときは調理実習で、プリンを食べたことを覚えています。 アットホームだけど、一人の時間も 大切にできる雰囲気が自分には合って いました。

就労プログラム受講中に見つけた求人に応募!

認知行動療法プログラムでは、自分の極端な考え方のクセがうつ症状に影響を与えていることに気付きました。自分の内面を深く掘り下げることができて、よかったです。就労プログラムでは、精神障がい者手帳の存在や、障害者雇用についても知識を得ました。また、「ハローワークの求人検索」プログラムで見つけた求人が、現在の仕事に結びついています。履歴書作成、面接練習など、就職活動も後方支援していただけて、心強かったです。

安定して働くことを目指しています

初の障害者雇用なので、新しい職場環境・業務に慣れることだけで最初は精一杯でした。これからは、自分の心身のバランスを調整しながら、安定して働くことを目指しています。定着支援として、ポルタスタッフの方が企業との間に入って課題や解決策について一緒に検討してくださるので、不安が軽減されました。

 

今回は、ポルタをご卒業されてから、障害者雇用枠での就労を始めて半年以上経過された方のご紹介でした。

退所後の進路としては、今回ご紹介した方の他にも、就労継続支援施設、職業訓練施設、アルバイトなど、様々なステージがあります。

またの機会に、ご紹介させていただきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。