10月27日に、「職業レディネステスト」を集団で実施しました。
ハローワークなどでも実施されている、職業適性検査のひとつです。
「レディネス」とは聞きなれない言葉ですが、「(心身の)準備性」という意味です。
職業を6つの領域に分類したうえで、どれくらい興味と自信があるかを調べます。
また、日常生活での具体的な質問に答えることで、自分が「人と接すること」、「情報を扱うこと」、「物や自然に触れること」の3つの領域のうち、どの領域に重きを置くか、ということも調べることができます。
午前中に、検査のオリエンテーションと検査の実施、午後に結果返却と分析を行いました。
参加者の方は、
「自分が意外な分野に興味を持っていることを知ることができた」
「予想通りの結果った」
「昔からの希望がそのまま形になっていた」
「人と接することは苦手だけど、人の役に立ちたいという気持ちが強いことが分かった」
など、様々な発見をしておられました。
特に、グループワークの中で、他者の日頃の様子と、その結果とを照合して意見を述べる方が多く、
「皆様、他のメンバーの方をよく観察されているなぁ」とスタッフから見ても感心するほどでした。
このように結果を他者と共有したり、自分の結果について他者から意見をもらえるという点で、自己理解もますます深まる体験をされているご様子でした。
今回の結果は、あくまでも参考資料ですが、利用者様にとって少しでも有意義な結果になったように感じます。