4月になりました。桜も咲き始め、空気がかすかにピンク色に染まっているようです。
今日は、最近行い始めたプログラム、ピアサポート「PCAGIP」をご紹介します。
◇ピアサポートとは
ピアサポートという言葉はみなさんご存知でしょうか?
ピアサポートとはピア(仲間)同士の助け合いという意味合いです。ここでのピアとは、同じように精神疾患を抱えた人という意味で用いています。
人間は一人ひとり違います。人間同士がわかり合おうとするとき、自分が経験したことなら実感をもって感じることができますが、体験していないことは想像するより仕方ありません。
精神疾患の苦しみは罹患した人でないとわからない本当に苦しいものです。同じ苦しみを抱えたもの同士の支え合いは同じ体験をしているからこそ共感できる部分も大きく、救われた気持ちになる人も多いと思います。
ポルタでは「PCAGIP」というプログラムの中で、利用者さんにピアサポートを体感していただきたく実施しています。
◇PCAGIP(Person Centered Approach Group Incident Process)
PCAGIPでは、利用者さんそれぞれが現在抱えている困りごとを取り上げ、それに対して利用者さんから質問や意見をいただきます。
PCAGIPには
①問題ではなく、問題を抱えた人が中心であること
②解決志向ではなく、プロセス志向であること
③対等であること
などの特徴があります。
今までには、今後の進路の不安、生活上で困っていること、家族関係、先送りにしてしまうことなどが話し合われました。
答えを出す、解決することが目的ではなく、取り組みの経過の中で考えを整理したり、共感や励ましの言葉をもらったり、そういう相互のやりとりに意味を見出しています。話し合いの中で新たな考えに触れる機会もあり、有意義な時間が過ごせているのではないでしょうか。
それぞれの課題に直面するので、時にはしんどくなるときもありますが、参加者が無理しないで行う工夫や自分の状態への気づきも大切になるプログラムだと感じています。
ご興味がある方はぜひポルタで体験していただきたいです。