みなさん、暑い日が続きますが体調など崩してみえませんか?
何もしなくても「暑い」というだけでたいへんな日々ですね。
先日、「大人の発達障害」のプログラムで“片づけ・掃除”について考えました!
「部屋の片づけが苦手」
「片づけたいけど、どこに片づけたらいいかわからない」
という声が多くあり、「大人の発達障害」のプログラムで、5回に分けて“片づけ・掃除”について考えました。
【どうして片づけが苦手なの?】
そもそも片づけが苦手な理由はどこにあるのでしょうか?
片づけが苦手な理由は、①脳の特性 ②心理的要因 ③環境要因の3つに分けられます。
プログラムでは、チェックシートを用いて自分の片づけのタイプを知るところからスタートしました。
片づけのタイプとは
A 思い付きで片づけるけど続かないことが多い「衝動型タイプ」
B 片づける前に考えすぎてしまい進まない「迷い型タイプ」
C 物がどんどん積み重なり、把握しきれなくなる「積み上げ型タイプ」
これらの3つのタイプです。
あなたはどのタイプに当てはまりそうですか?
片づけが苦手だという側面は誰にでもあります。自分の片づけのタイプを知ることで、片づけのプランも立てやすくなります。
【具体的にどうしたら?】
プログラムでは、「〇日に△△の場所を片付ける」など目標を具体的に決めたり、
少しでも気分を上げて片づけを行うために、「好きな音楽をかけながら行う」「片づけができたらご褒美のおやつを食べる」などの工夫も考えていきました。
少しでも気分が上がることとセットにして片づけることで、面倒くさいと思っていた片づけが達成感を感じられるものになることもあります。
また“使ってないけど捨てるにはもったいないもの“をどうするかなど、処分に困っているものを挙げ、それらの片づけ方法について話し合いました。
片づけをしていると、処分に困るものがたくさん出てくると思います。
話し合いでは、フリマアプリ、ジモティ、寄付、リサイクルショップに持っていくなど様々な処分方法が挙がりました。みなさん実際に色々な方法を利用されているようでした。
【実際にやってみて】
自分で立てた目標・計画をもとに、実際に各自片づけを行いました。Before-Afterの写真を撮ってきてくださった方もいらっしゃったり、片づけを行うことで気持ちがスッキリしたという声も聞かれました。
このプログラムを機に部屋の片づけが進んだという利用者さんも多いのではないでしょうか?
約2ヶ月にわたって“片づけ・掃除”について考えました。
今回のプログラムを通して「片づけへの意識が変わった」「部屋がきれいになった」という方が増えていればとても嬉しいです。