ポルタでは、精神障害・発達障害でお悩みの方の就労生活を支援します。
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2025
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大人の発達障害プログラム「片づけ・掃除」編

みなさん、暑い日が続きますが体調など崩してみえませんか?

何もしなくても「暑い」というだけでたいへんな日々ですね。

先日、「大人の発達障害」のプログラムで“片づけ・掃除”について考えました!

 

「部屋の片づけが苦手」

「片づけたいけど、どこに片づけたらいいかわからない」

 

という声が多くあり、「大人の発達障害」のプログラムで、5回に分けて“片づけ・掃除”について考えました。

【どうして片づけが苦手なの?】

そもそも片づけが苦手な理由はどこにあるのでしょうか?

片づけが苦手な理由は、①脳の特性 ②心理的要因 ③環境要因の3つに分けられます。

プログラムでは、チェックシートを用いて自分の片づけのタイプを知るところからスタートしました。

 

片づけのタイプとは

A 思い付きで片づけるけど続かないことが多い「衝動型タイプ」

B 片づける前に考えすぎてしまい進まない「迷い型タイプ」

C 物がどんどん積み重なり、把握しきれなくなる「積み上げ型タイプ」

これらの3つのタイプです。

 

あなたはどのタイプに当てはまりそうですか?

片づけが苦手だという側面は誰にでもあります。自分の片づけのタイプを知ることで、片づけのプランも立てやすくなります。

 

【具体的にどうしたら?】

プログラムでは、「〇日に△△の場所を片付ける」など目標を具体的に決めたり、

少しでも気分を上げて片づけを行うために、「好きな音楽をかけながら行う」「片づけができたらご褒美のおやつを食べる」などの工夫も考えていきました。

 

少しでも気分が上がることとセットにして片づけることで、面倒くさいと思っていた片づけが達成感を感じられるものになることもあります。

 

また“使ってないけど捨てるにはもったいないもの“をどうするかなど、処分に困っているものを挙げ、それらの片づけ方法について話し合いました。

 

片づけをしていると、処分に困るものがたくさん出てくると思います。

話し合いでは、フリマアプリ、ジモティ、寄付、リサイクルショップに持っていくなど様々な処分方法が挙がりました。みなさん実際に色々な方法を利用されているようでした。

 

【実際にやってみて

自分で立てた目標・計画をもとに、実際に各自片づけを行いました。Before-Afterの写真を撮ってきてくださった方もいらっしゃったり、片づけを行うことで気持ちがスッキリしたという声も聞かれました。

このプログラムを機に部屋の片づけが進んだという利用者さんも多いのではないでしょうか?

 

2ヶ月にわたって“片づけ・掃除”について考えました。

今回のプログラムを通して「片づけへの意識が変わった」「部屋がきれいになった」という方が増えていればとても嬉しいです。

 

2025
7
18
なんと、瑞穂文化小劇場で……。

暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

個人的な話で恐縮ですが、あるスタッフが以前から宮沢和史さんというアーティスト(「島唄」「風になりたい」で有名)を応援しておりました。

 

◇コンサート開催の経過

昨年宮沢さんが『あなたの町で歌います♪プロジェクト』と題し、どんな小さなホールでも構わないので皆さんのおススメの会場に歌いに行きますという企画を始められました。

大ヒット曲である「島唄」は、第二次世界大戦で唯一の本土決戦となった沖縄戦についてあまりにも無知だった自分を恥じ、沖縄戦の凄惨な実態やひめゆり学徒隊の方たちの心の声を届けたいという想いから作られた曲です。

 

宮沢さんはよくコンサートで、弱い立場の人たちに向けて歌いたいと話してみえます。

 

そんな熱い想いのある方なので、精神障がい者の就労生活支援ポルタにも来ていただけるのではないかと思い、昨年の初め、ダメ元で申し込みをしてみました。こころのやまいで悩む方に歌を届けてほしい、みなさんにポルタのような施設があることを知ってほしい、利用者さんが役割を持つ機会を作りたいなどの想いが動機でした。

 

昨年10月頃にライブスタッフの方から連絡があり、そこからあれよあれよという間に話が進み、今年の74日にすぐそばの瑞穂文化小劇場でコンサートを、ポルタの有志を中心として開催するという運びとなりました。

 

◇当日の様子

当日はポルタの利用者さんが5名、他の事業所さん(名古屋市西区の就労継続支援B型かかぽ・とびらぼ)から5名、島唄でエイサーを踊っている方が3名ボランティアとして参加し、物販や展示物の掲示・チケットもぎり・会場案内など行いました。

コンサート開始前に会場に集合し活動しました。物販や展示物の掲示はみんなで協力して行い、お客様入場時はチケットもぎりを行いました。みなさん生きいきと活動され、ハプニングにも臨機応変に対応されるなど適確に行ってみえました。その姿をご覧になられたライブスタッフさんからはお褒めの言葉もいただきました。

終演後の片づけも協力して行い、一つのイベントを成し遂げた充実感が得られたように感じました。

 

宮沢さんのコンサートを初めてご覧になった観客の方々から

あたたかいとてもいいコンサートだった

楽しかった

いい時間を過ごせたとお声をいただきました。

 

コンサートでは、宮沢さんがポルタの名前を3回も出してくださったり、展示物もご覧になっていただければとお話をしてくださったりして、ほんの少しメンタルヘルスについて考えるきっかけになっていれば嬉しいです。

 

 

宮沢さんはじめライブスタッフの皆さん、

趣旨にご賛同いただきご協力いただけたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

また、コンサートの開催にあたり、協賛いただいた株式会社加納電設さん、Hair salon Gluckさんのご厚意にはこの場をお借りして改めて感謝申し上げます。みなさまのお力添えがなければ到底実現できなかったことと切に思っております。

 

このような企画は常にあるものではないですが、いつも新しい日々・企画を行っているような心持ちで過ごしていきたいと強く感じました。

 

今回の企画では様々な方々にご無理なお願いをしたにも関わらず、みなさん快く受け止めてくださり、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 追伸

前回のクイズの回答です。

①千葉 ②愛知 ③沖縄 ④三重 ⑤滋賀 ⑥新潟 ⑦台湾(なぜか) ⑧岐阜と東京

 

以上です。

みなさん何問正解されましたか?

 

暑い日々が続きますが、おからだご自愛ください。

2025
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11
フリータイム

7月連続投稿です。

今月は投稿することが多くて嬉しい悲鳴です。

 

ポルタでは、フリータイムという日を火曜日の午後に設けています。

 

その日はみなさん思い思いに過ごされます。

ギターを弾いて歌う方もいれば、PCで作業する方、折り紙をする方、雑談する方など様々です。

 

7月のある火曜の午後、その日はホワイトボードに日本地図の絵を描きながら、都道府県名を当てるクイズを利用者さんで行っていました。

その中で、マスコットキャラクターのポルタくんご当地バージョンの絵を描くことになりました。

 

さて、みなさんにクイズです。

 

以下のポルタくんはどこの都道府県になるでしょう??

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、わかりますでしょうか?

これが解ければあなたの脳はかなりやわらかい?!

 

答えは次号のblogまでお楽しみに!

2025
7
11
初めて家族会を開催しました。

こんにちは。

暑さがかなり体にこたえる季節になってきました。

みなさん体調など崩していないでしょうか?

暑い イラスト に対する画像結果

就労生活支援ポルタは先日4周年を無事に迎えることができました。

至らない点は多々あるかと思いますが、これからも利用者さんの希望に沿うようなサポートをしていけるよう精進していきたいと思います。

 

先日ポルタで初めての家族会を開催しました。

 

発端は利用者さんのご家族の声でした。

 

「他のご家族に話を聞いてみたい」

 

ご病気を抱えた利用者さんを思う気持ちは、同じ経験をしたことのない方には話しづらいという側面があると思います。

 

ご家族は4名の参加でした。

初めて顔を合わせる方たちでしたが、それぞれご家族のご病気や経歴などを話した後、悩みや迷いなど抱えている胸の内を話されました。最初のうちはみなさん手探り状態だったと思いますが、話が進むにつれ率直な思いを話せるようになったように感じました。

家族会 イラスト に対する画像結果

そこでの発言のキーワードです。

 

「間違えたときはすぐ謝る」「ありがとうはすぐに伝える」「卑屈になることはない」「嬉しいことを1つずつ伝える」「愛情は言葉ににじみ出る」「自分が幸せなら子どもも幸せと思って暮らす」

 

それぞれのご家庭でまったく状況が異なりますが、他の家族会に積極的に参加されてるご家庭や、ご兄弟との関係でご苦労されているご家庭など他の方のお話が参考になる点もあったかと思います。人との共感で得られる喜びは代え難いものであり、ご家族の笑顔を垣間見てスタッフも嬉しく感じました。

 

利用者さんの一番近くにおられるご家族が、まず大切にされる空間時間が大切と認識しています。

 

日頃抱えている思いを吐露する場があるだけでも心がホッとする時間ができたのではないかと思います。

心 大切 イラスト に対する画像結果

今後も継続して開催していきたいと思っております。もし参加してみたいというご家族がいらっしゃいましたらご連絡お待ちしています。

 

2025
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10
主治医に伝えること

◇旅の出会い

 

  先日、ちょっとお出かけをしました。

  見知らぬ土地に行ったのですが、電車を乗る番線がわからず、右往左往していました。最後の頼みの綱で駅員さんに聞いたところ、「1番ホームの6番線です」と教えてくれました。

  その教え方が、とても素敵だったのです。片手で「1」と手で示し、両方の手を使って「6」と示してくれました。その手の出し方があまりにも美しくて、思わず見とれてしまいました。あー、この方は仕事に誇りを持って行っているんだなと感じました。

電車や駅のスタッフがいただいた風景 - 駅員点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材

  また、街で見かけた親子、子どもがお父さんに「待って!」と言いました。「早くしなさい!」と言われるかと思いきや、「待ってるよ!」とお父さんは言ったのです。その優しい言葉の響き。いいです。

 

  旅はそんなちょっとした出会いに感動します。

 

◇主治医に伝えること

 

  話は変わりまして、じぶんはスタッフですがうつ病の当事者でもあります。ピアの立場でもあります。現在も抗うつ薬を服用しております。(何とか薬を無しにできないかともがいておりますがなかなか主治医の許可はいただけません)

 

  現在はだいぶ回復してきたと感じておりますが、症状がつらいときは本当につらかったです。毎週診察に通い、薬もよく変更し、薬の効果が出るまで時間がある程度かかるので辛抱の毎日でした。

 

  ところで、診察で主治医と話すとき、みなさんどのように工夫されてみえますか?

Ilustração da imagem do clip-art da consulta médica

  じぶんが一番困ったことは、じぶんの症状がどのような状態なのか把握することです。

  症状が一進一退を繰り返しているようなとき、「最近はどうですか?」と聞かれることに対してどう答えるかについて本当に悩みました。今の自分の状態は果たしてよくなっているのだろうか、悪くなっているのだろうか。まったく判断できませんでした。

  自分の現在の症状が自分の伝え方次第でどうにでもなってしまうことにすごく不安を感じました。内科の病気と違い検査数値で表せないので客観的に見ることがすごく難しかったです。

 

  上記のようなことを防ぐためにも、自分の状態を普段から確かめておくことが大切かもしれません。調子のいいときにはこのような言動や表情になる、調子のよくないときにはこのような口癖になる、態度をとるなど。自分の気分はまわりから見てわからないことがほとんどなので、自分の状態を客観的に見る習慣をつけたり、まわりの人から教えてもらうことも大切と思います。

WRAP(元気回復行動プラン)を題材にしたカード集を作りたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

  ポルタでは、WRAP(元気回復行動プラン)というプログラムを行いますが、自分の調子がよいとき、黄色信号がついているとき、赤信号のときなど、それぞれの状態を把握して対処法をあらかじめ考えておくというプログラムです。今後のじぶんの相棒と言っても過言ではありません。有意義なプログラムなので、ご興味のおありの方はぜひ体験してみてください。

梅雨のイラスト(2)イラスト - No: 424827/無料イラストなら「イラストAC」

  これから季節の変動も大きくなるので、それによる体調の変化なども気づいていけるといいですね。

2025
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13
モルック

5月になり、気候のよい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

新緑 イラスト に対する画像結果

ポルタでは、昨年から「モルック」というスポーツを取り入れ、月に一回ほど行っております。

 

フィンランド発祥のスポーツで、年齢や運動神経に関わらず誰でもできるスポーツ、それがモルックです。

モルック 画像 フリー素材 に対する画像結果

はじめはどういうスポーツなのかよくわからなかったので、興味津々という状態で始まりました。

 

やってみると意外と楽しく、チーム対抗で競う形式にするととても盛り上がります。

木製のピンを倒してその合計点数を早く50点にした方が勝利というスポーツです。

モルック 画像 フリー素材 に対する画像結果

普段はあまり身体を動かすことの少ない利用者さんも、簡単な動きでできるスポーツなので参加することができ、ナイスなショットが決まるとすごく嬉しそうにされ、ガッツポーズをする場面も見られます。

 

みなさん、大人になってからガッツポーズをする機会ってなかなかありませんよね?!

(推しのライブチケットが当たったときくらいかも笑)

 

全身で感情を表現できるスポーツはとても大切です。スポーツをすることで爽快感を得られ、ストレス解消にもなります。

 

みなさんもポルタでモルックを体験してみませんか。

 

是非お待ちしております。

2025
4
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ピアサポート

4月になりました。桜も咲き始め、空気がかすかにピンク色に染まっているようです。

      桜 イラスト 無料 に対する画像結果

今日は、最近行い始めたプログラム、ピアサポート「PCAGIP」をご紹介します。

 

◇ピアサポートとは

 

ピアサポートという言葉はみなさんご存知でしょうか?

 

ピアサポートとはピア(仲間)同士の助け合いという意味合いです。ここでのピアとは、同じように精神疾患を抱えた人という意味で用いています。

 

人間は一人ひとり違います。人間同士がわかり合おうとするとき、自分が経験したことなら実感をもって感じることができますが、体験していないことは想像するより仕方ありません。

 

精神疾患の苦しみは罹患した人でないとわからない本当に苦しいものです。同じ苦しみを抱えたもの同士の支え合いは同じ体験をしているからこそ共感できる部分も大きく、救われた気持ちになる人も多いと思います。

 

ポルタでは「PCAGIP」というプログラムの中で、利用者さんにピアサポートを体感していただきたく実施しています。

   両手で握手 | 【てがきですの!β】かわいい・ゆるい無料イラスト  

◇PCAGIP(Person Centered Approach Group Incident Process

 

PCAGIPでは、利用者さんそれぞれが現在抱えている困りごとを取り上げ、それに対して利用者さんから質問や意見をいただきます。

 

PCAGIPには

①問題ではなく、問題を抱えた人が中心であること

②解決志向ではなく、プロセス志向であること

③対等であること

などの特徴があります。

 

今までには、今後の進路の不安、生活上で困っていること、家族関係、先送りにしてしまうことなどが話し合われました。

 

答えを出す、解決することが目的ではなく、取り組みの経過の中で考えを整理したり、共感や励ましの言葉をもらったり、そういう相互のやりとりに意味を見出しています。話し合いの中で新たな考えに触れる機会もあり、有意義な時間が過ごせているのではないでしょうか。

 

それぞれの課題に直面するので、時にはしんどくなるときもありますが、参加者が無理しないで行う工夫や自分の状態への気づきも大切になるプログラムだと感じています。

 

ご興味がある方はぜひポルタで体験していただきたいです。

2025
3
21
春なのに・・・

春は出会いと別れの季節ですね。

    

先日ポルタの一人のスタッフが自己都合で退職しました。

ポルタの立ち上げから関わりポルタを育み慈しみ、利用者さんやスタッフにとても愛情を注いでくれた方だったので、利用者さん・スタッフともにとても寂しい気持ちでいっぱいでした。

 

そのスタッフの最後の勤務日には多くの利用者さんが集まりました。

利用者さんの思いの詰まった色紙・花束をお渡し、それぞれ一言ずつメッセージを贈りました。

     

信頼しているスタッフとの別れはとても辛く寂しいものだと思います。

いつかは来る別れだと頭ではわかっているけど、なかなか感情としては受け入れがたいですよね。

スタッフは環境の一つなので、環境の変化に敏感な利用者さんにはとても堪えることと思います。

 

どう悲しさや寂しさを乗り越えていくのか人それぞれ違うとは思いますが、変わらないものもたくさん存在しています。時間は優しく包んでくれます。

退職されたスタッフのこころもポルタの中にあります。

 

どうか自分を助けてくれる人やモノをたくさん見つけてたくさん頼ってください。

    

みなさんのこころからの笑顔が見られるときを願っています。

2025
2
28
2025年2月です。

久しぶりの投稿になりました。

2025年、気がつくともう2月も終わりになってしまいました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

                                    

今日は脳に関する自分の思いを話してみたいと思います。

 

☆ 自分の脳の状態は、、、

 数年前とても洋裁に凝っていた時期がありました。とにかく楽しくて楽しくて仕方なくてとり憑かれたように洋裁をやっていました。脳にエネルギーがあふれている感じで、いろんなアイデアが湧いてくるような状態でした。恋をしたときの、すべてがバラ色に見えるような考えるだけで嬉しくて仕方ないような感覚に似ていました。

 そのときの状態を思うに、脳の報酬系が活発に活動していたように思います。

☆ 脳の特性

 脳は快いことが大好きなのでどんどん快の状態がエスカレートしていくようです。

自分の脳の特性を考えていたら、脳というのは暗示にかけて動かすことができるのではないかと思うに至りました。調子が悪いときでも、口角を上げたり笑顔を作ったりすると気分が上がるよと聞いたことがありませんか。それは脳が楽しいかもしれないと認知するからです。

 脳に関する本を読むと脳は「○○しない」という否定形の言葉は認識しないようで、最初の「○○」しか入らないそうです。なので、例えば「失敗しない」であれば「失敗」という言葉が残ってしまうので「成功する」という言葉に変えた方がよいと言われています。また、慣れるということも脳には大切なので繰り返し行うということも大事だそうです。繰り返し自分への肯定的な言葉を投げかけ続ければ少しずつ脳にインプットされ、気持ちが上向きになっていくのではないかと思います。

 

☆ 鼻歌を唄う

 それで思いついたのが、鼻歌を唄うことです。普段でしたら上機嫌のときしか鼻歌は出てきません。なので、鼻歌を唄うことで脳に楽しいと思い込ませることができるのではと思いました。

 それを実践し始めたのは2024年の始め。それから毎日気づいたときには鼻歌を唄っていました。そして、いつの間にか常に鼻歌を口ずさむようになっていました。すると、家族も何かこの人機嫌いいんじゃないの?と感じるようになっていった気がします。そのおかげかどうか定かではありませんが、精神的な不調が減ったように思います。

 

 

 さあ、みなさんも始めてみませんか。素敵な鼻歌を!♪         

 

  • 参考図書:「脳を“だます”とすべてがうまく回り出す」三宅裕之

    「あなたの脳のしつけ方」中野信子

2024
12
19
スタッフ体験レポート

・スタッフ体験レポート

今回は、ポルタスタッフが参加した講演会の体験レポートです。

 

先日、名古屋市精神障害者家族交流事業の一環として行われている「こころの健康を願う家族と市民のつどい 晴れときどき虹」に参加しました。

「町から精神科病院をなくしたら患者はどうなった?」という題名で、愛媛県愛南町で実践された御荘診療所所長精神科医の長野敏弘氏の講演がありました。スタッフが心に残ったことを、体験レポートとしてご紹介したいと思います。

 

・「精神科病床をなくす」という目標

長野氏は愛媛県愛南町にて1970年代の精神障害者支援に端を発した地域活動に参画。

地域起こしの活動を続ける中で2006年にはNPO法人ハートinハートなんぐん市場を様々な立場の仲間と設立、観光業、農林水産業などにも取り組み続け、多様な方々による地域づくりを試みています。2016年には149床あった精神科病床を閉鎖しています。
活動開始当初は精神科病床をなくすという目標は到底成し遂げることのできないものだと思っていたそうです。それが、地域での活動をしていくうちに、これは不可能ではないかもしれないと感じ、少しずつ病床を減らしていき、遂には病床をなくすことができたそうです。地域では、24時間365日対応の看護小規模多機能型居宅介護事業所をたちあげ、安心して暮らしていける街づくりのために奮闘されてみえます。

 

・無意識に沁みつく差別について

講演の中で、ある利用者さんの話が出ました。よく「障がい者とともに生きる」と言われるけど、「ともに」という言葉自体が差別なのではないかとその利用者さんはおっしゃったそうです。その話を聞いて今まで気づかなかった視点を教えられました。
そもそも「ともに」の言葉は健常者と障がい者を区別していることからくる発想です。長年しみついた偏見や差別は知らないうちに心を侵食しているのだと強く思います。「男なら泣くな」とか「女は家にいるべきだ」など数え上げたらキリがありません。
日本では、車いすの方が外出するとなると様々な壁がありますが、諸外国では障害を持っている方も外出が当たり前にできるようになっているところも多く、アメリカの卒業式では当たり前のように車いすの方が列席されていました。

差別のない世の中を願っていますが、自分でも気づかない無意識の世界に沁みついている考えがあるのだと強く感じました。自分ができることはすごく微々たることですが、心の奥にある意識に気づいていけるようになりたいです。

〒467-0806 
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