就労・生活支援ポルタは、みずほクリニック休診に伴い、下記期間中は閉所となります。
4月29日(土)~5月7日(日)

閉所期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけいたします。
なお、5月8日(月)からは通常営業となりますので、よろしくお願いいたします。
プログラムの見学・体験は無料で随時お受けしております。
まずはお気軽にメールや電話でご相談ください。
就労・生活支援ポルタは、みずほクリニック休診に伴い、下記期間中は閉所となります。
4月29日(土)~5月7日(日)

閉所期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけいたします。
なお、5月8日(月)からは通常営業となりますので、よろしくお願いいたします。
プログラムの見学・体験は無料で随時お受けしております。
まずはお気軽にメールや電話でご相談ください。
各地で満開の便りが聞かれる今日この頃、ポルタでもみんなでお花見に行きました。
ポルタの近くには、山崎川という桜の名所があるので、そちらは運動プログラムで既に行ってきたのです。
今回は、「外出企画」というプログラムでお花見の候補地を検討したのですが、行き先は「すいどうみち緑道」に決まりました。
新瑞橋駅から今池駅まで電車で移動して、片道15分ほどの緑道を歩いて目的地は千種公園。

出典https://www.city.nagoya.jp/chikusa/category/71-2-2-5-0-0-0-0-0-0.html


名古屋グランパスの旗が歩道の脇にずっと並んでいました。

とてもよいお天気で、青い空に桜のやさしいピンクがマッチしていました。

住宅街や、お店、幼稚園などを横目に見ながらなので、「あ、あんなお店がある!」などと言いながら散策できるのも楽しかったです。

有名な人の足型も発見。

千種公園にも多くの花が美しく植えられていて、とても心が和みました。
途中にある成城石井というスーパーで、利用者さんおすすめのワッフルを買ったので、公園に着いたらさっそくみんなで食べました。

10名程度で参加したのですが、フリスビー、大縄跳び、ビーチバレー、キャッチボール、などなど本気で体を動かして遊ました。

「たのしいね、きれいだね、おいしいね、つかれたね」そんな言葉をたくさんかけあったお花見でした。


心も身体もリフレッシュできる時間を、ありがとうございました。
今回は「マインドフルネス」についてご紹介します。マインドフルネスという言葉は聞いたことあるでしょうか?近年では書籍やテレビなどでマインドフルネスが取り上げられることも増え、注目を集めています。ここではマインドフルネスとはどのようなものなのか、ご紹介します。
目次
・マインドフルネスとは?
・マインドフルネスの効果とは?
・マインドフルネスの注意点
・まとめ
●マインドフルネスとは?
マインドフルネスは「今この瞬間に、意図的に、価値判断をせずに注意を向ける」というものです。これを見て読むのをやめたくなりましたかね。これでは理解することが難しいので細かく分けていくと、”今のこの瞬間”、”意図的に”、”価値判断をしない”というのがポイントになります。
今この瞬間とは?
私たちは過去のことを後悔したり、将来のことで心配や不安な気持ちになったりしています。「今日のご飯は何にしよう?」「ネットニュースでこんなのやってた。」など、何か目の前のことに取り組んでいる時でさえ、他のことに注意が向いてしまうものです。これは自然なことで、過去や将来のことを考えることは人間に備わった力です。しかし、過去や未来のことばかりにとらわれてしまうと、あれこれと後悔し続けたり、将来のことを心配し続けたりしてしまいます。そうすることで目の前のことに気持ちが向けられない状態になってしまうのです。マインドフルネスでは、今この瞬間に意識を向けていくことを大切にしています。今自分は何を考えているのか、自分の身体感覚などに気づいていきます。

意図的にとは?
私たちは悩みや後悔をするとき、ふと頭をよぎる様々な考えがあります。ふと昨日の仕事のミスを思い出したり、あんなこと言わなければよかったと思ったりすることがあるかもしれません。意識して悩もう、後悔しようと思って考えている人は少ないのではないでしょうか。過去を振り返って考えたいときはいいでしょう。しかし、ふとした時にわいてくる様々な思考や感情に私たちはとらわれてしまいます。わいてくる感情や考えに飲み込まれることなく、自分が注意を向けたいものに意図的に注意を向けることがマインドフルネスでは大切です。
価値判断をしないとは?
私たちは常に様々な判断をしています。テストで悪い点を取ったら「自分は出来損ないだ」と思ったり、受験で失敗すると「もう自分は思い通りの人生を送れない」と思ったりすることがあるかもしれません。テストの点数が低かった、受験に失敗したというのは事実かもしれません。しかし、そこから考えるものは何通りもあるものです。点数が悪くても「今回はうまくいかなかった」「苦手なところが見つかった」と思う人もいるかもしれません。多くの人はうまくいかないことがあったときにネガティブな判断をしてしまうでしょう。この判断をしないというのがマインドフルネスのポイントです。ポジティブに考えようというものではありません。事実と考えを切り離しておくことが大切です。事実に対して様々なネガティブな意味をつけていくことで、失敗した➡次もうまくいかないはずだ➡自分は落ちこぼれだ、とネガティブ思考の悪循環に陥ってしまうかもしれません。評価や判断をすることから少しとどまって、事実は事実としてとらえていきます。

体験から学ぶ
マインドフルネスを理解するうえで言葉だけで理解するのは難しいかもしれません。マインドフルネスをしばらくの間実践してみることで、今この瞬間に注意を向ける、意図的に注意を向ける、価値判断をせずに注意を向けるということが分かるようになってくると思います。マインドフルネスは注意の向け方だけでなく、あるがままを受容するといった態度も重要です。興味を持った方は一度試してみてください。

●マインドフルネスの効果とは?
マインドフルネスに関する研究は様々報告されており、マインドフルネスの瞑想をすることで、うつ病や不安症に対して有効性が確認されています。摂食障害や依存症などでは更なる検証が必要であるものの、有効性が示されています。ストレスの低減については効果があると報告されていますが、大学生を対象とした研究では効果が十分ではなかったものもあり、さらなる研究が必要とされています。
職場でのマインドフルネスの実施では従業員のストレス、燃え尽き症候群、精神的苦痛、身体的不満を軽減し、仕事への意欲を高めるのに有益であるとされています。
●マインドフルネスの注意点
マインドフルネスについて検索すると、マインドフルネスは危険だというようなネット記事もみかけます。マインドフルネスの危険性や注意すべきことは何なのでしょうか?
独学で行う場合
独学で行う場合は気をつけて行う必要があります。トレーニングを受けた人からの言葉がないため、自分の感覚で進んでいきます。マインドフルネスは自分自身への気づきを得ていくトレーニングですが、不安な気持ちやいらだちにとらわれ、瞑想中に抜け出せなくなってしまうことがあります。気づいて瞑想を中断したり、別のことに注意を向けることができればよいのですが、一人で行っている場合は難しいこともあります。特に心理的に課題を抱えている方は、一人で行うよりもインストラクターにみてもらいながらやるのがよいでしょう。
また、目的意識が強すぎることでマインドフルな態度を得ることが難しいこともあります。あるがままを受け止め、価値判断をしないことが大切ですが、何かを得ようとすればするほど、得られないことに対してネガティブな評価が伴ってしまいます。頑張りすぎてしまう状態でいるとなかなかマインドフルネスによる効果が十分に得られないかもしれません。
トラウマを抱えた方
PTSDの診断の有無に限らず、逆境体験のある方は、インストラクターに事前に確認し、通院している方は主治医に尋ねてから行うのがよいでしょう。身体へ注意を向けることが多いので、過去の体験と身体感覚が結び付き、つらい体験をする可能性もあります。瞑想を中断したり、落ち着けるように導いてくれるような環境を用意しておくことが大切です。

●まとめ
マインドフルネスは、近年注目され、さまざまな効果が報告されています。ストレスとなる場面は誰しも遭遇しうるもので、ネガティブな思考や感情に飲み込まれず、距離をとることができる力は、精神的な困難さを抱えているかどうかにかかわらず健康的な生活を送っている方にとっても役立つものだと思います。興味を持たれた方は試してみてください。
参考文献
Dexing Zhang, Eric KP Lee, Eva CW Mak, CY Ho, and Samuel YS Wong. (2021). Mindfulness-based interventions: an overall review. British Medical Bulletin. 138, 41-57.
Renée A. Scheepers, Helga Emke, Ronald M. Epstein, Kiki M. J. M. H. Lombarts. (2019). The impact of mindfulness-based interventions on doctors’ well-being and performance: A systematic review. Medical Education. 54(2), 138-149.
J.David Creswell. (2017). Mindfulness Interventions. Annual Review of Psychology. 68, 491-516.
みなさんはうまくいかないこと、困ったことがあったら誰かに相談するでしょうか?そもそも相談せずに自分で何とかするという人もいるかもしれません。大きな困難に直面したときに周りを頼ることができず、一人で抱え込むことは心身の健康を脅かすかもしれません。相談することはどうして難しいのか、相談することのメリットについてご紹介していきます。
目次
・相談することの難しさ
・相談することのメリット
・まとめ

●相談することの難しさ
相談するとき、誰に相談するでしょうか?どのようなことについて相談するのかということでも変わってくるでしょうが、家族や友人、職場の人に相談することもあれば、医師や教師、弁護士など専門的な人に相談することもあるかもしれません。相談する人にとってのハードルとして以下のようなものがあると考えられています。
・相談することによるメリットが少ないと思っている
・自分の問題はたいしたことがないと低く見積もっている
・相談することの手間が大きい
・相談することで起こる自分への評価を気にする
など様々な理由が考えられています。
相談することについての研究も行われていますが、相談することがなぜ難しいのかという仕組みが理論立てられているわけではありません。
「相談したところで何が変わるの?」「人に頼むのは面倒」「自分はダメな奴だと思われるかもしれない」と言ったことが相談するときに頭をよぎっているかもしれません。変化に期待が持てなかったり、相手を信頼することが困難な人にとって相談することはハードルが高いものです。

●相談することのメリット
相談することによって得られるものとして
・問題解決する可能性が高まる
・悩みを吐き出すことで気持ちが楽になる
・自分について知ってもらうことでより親密になる
などが挙げられます。

目の前の問題について複数人で取り組むことで一人の時よりも解決できる可能性が高くなります。自分よりもその問題について詳しい人がいれば解決の糸口がつかめるかもしれません。心理的な問題であれば、相談することで、気持ちが楽になったり、人に話すことで整理できることもあります。また問題への対処だけでなく、相手を頼るという行動を通じて親密さが強まるということもあります。
相談することで前向きな変化があると思うのか、余計に悪くなると思うのか、親密になれると思うのか、馬鹿にされると思うのかなど相談することについての捉え方の違いが相談できるかどうかに関係しているかもしれません。
多くの研究では男女差が認められることも多く、男性の方が相談が苦手ということが多いようです。文化的な要因もあるかもしれません。
●まとめ
相談することが苦手だと感じている人にとって相手に頼みごとをしたり、信頼するということは難しいかもしれません。相談が苦手な方は自分で対処しようとする頑張り屋な方かもしれません。しかし、一人では抱えられないようなことが起こった時に信頼できる誰かに頼ることができるということは自分の健康を維持するために大切です。人に頼ることは弱さではありません。信頼できる人に少し頼ってみてはいかがでしょうか。
以前のブログ(通所中に障害者手帳を取得して、 障害者雇用で再スタート!https://porta-job.com/blog/290/)に続き、今回も利用者様の声をお届けいたします。以下の質問に答えて頂きました。
Q1.ポルタに入所したキッカケは?
Q2.ポルタでの生活は?
Q.3今後の目標を教えてください
ご家族からのコメント
Q1.ポルタに入所したキッカケは?
-「あなたらしい自立」にピンときた
高校卒業後、専門学校の卒業まであと3ヵ月というところで病状が悪化し、退学となりました。その後は自宅療養の日々を続けていました。アルバイトなどの経験も無く「何から動き始めればいいんだろう」と不安になっていたところ、通院先の広告を見てポルタの存在を知りました。ポルタの就労・生活支援で、「生活力」、「自己理解力」、「就労準備力」を身につけ、「あなたらしい自立」をめざしましょう。という言葉にピンときました。

Q2.ポルタでの生活は?
―自分の選択を尊重してもらえた
ポルタは集団プログラムがメインなので、最初はプログラムをひと通り受講していましたが、段々、今自分に必要なものを選んで受講したくなってきました。「自分が納得したものを選びたい」という気持ちが強いんだなぁと気づきました。スタッフさんと相談する中で、個別プログラムとして「報連相」や「電話練習」の課題を設定して頂いたり、word文書の作成を行ったりできたのがよかったです。他のメンバーさんとは、一緒に外出するための企画書を作成したり、自分が提案した卓球を楽しんだりできたことが通所のモチベーションアップにもつながりました。

―自分の意思が明確になっていきました
ポルタの就労プログラムや個別面談でライフプランを考えた時に、自分で収入を得ることと、その収入を何に使うかを考えること、将来的には家から自立したいと考えていることなどが明確になっていきました。また、心理プログラムではストレスマネジメントとWRAPが効果的でした。電車に乗る時のストレスを軽減するための筋弛緩法や、再発防止のために安定した生活を送る重要性も確認できました。

Q.3今後の目標を教えてください
―さらにステップアップしていきたい
現在は、週に3回就労継続支援B型事業所に通い、ポルタには週に2回通っています。B型では、検品やミシン縫い、裁断作業や菜園での作業など、幅広い種類の作業に携わることができています。作業も丁寧で早くできている、とほめていただくこともあり、やりがいや自信につながります。週5日、ポルタとB型の併用をしていく生活に慣れてきました。将来的には、就労継続支援A型事業、ひいては障害者雇用ステップアップできればと考えています。

ご家族からのコメントもいただきました
―自分の道を歩み始めたことに感動しました
学生時代は毎日遅刻していて、発症後は自宅で意欲も乏しい日々をおくっていたことに、親として非常に心を痛めていました。しかし、ポルタに通い始めてからは、毎朝自分で起床・朝食・身支度をするようになり、約一年の通所を経て福祉就労の段階に到達してくれました。最近は、収入を得て趣味を充実させたり、今後の進路も見据えながら毎日を一生懸命過ごしている姿を見ることができて、心から嬉しく思います。息子の健やかさや主体性を引き出してくれたポルタには、感謝の気持ちでいっぱいです!

今回は、現在もポルタをご利用中の方で、就労継続支援B型に通所中の方のご紹介でした。
利用者様が自分らしく、イキイキと生活しておられる姿を支えることができ、非常に嬉しいです。
基本は集団プログラムを提供しつつ、個別的な支援にも力を入れていきたいと感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さん、「ジョブコーチ支援」という制度をご存知ですか?
・働きたいという思いはあるが入退職を繰り返している。
安定して働くことができるか不安・・・
・環境の変化が苦手。職場に慣れるまで困りごとを相談できる人が欲しい・・・
という悩みを持った方は多いと思います。
そんな障害をお持ちの方の「職場定着」を支援してくれるのが、
職場適応援助者(ジョブコーチ)です。
1月20日の就労プログラムにて、実際にジョブコーチ支援を
実施している、愛知障害者職業センターさんをお招きし、
・障害者職業センターについて
・ジョブコーチの支援内容、対象者、期間などについて
・実際の支援例
などを紹介していただきました。

参加された方からは
・ジョブコーチという制度自体知らなかったため、とても勉強になった。
・ジョブコーチと(障害者福祉サービスの)就労定着支援の違いに
ついて知れた。将来就職をしたときの相談先の選択肢が複数あることがわかった。
といった感想をいただきました。
ジョブコーチ支援についての情報は、厚生労働省ホームページ、
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のホームページに
最新の情報が記載されております。興味のある方はご参照ください。
■厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06a.html
■独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
https://www.jeed.go.jp/disability/person/job01.html
ポルタでは、不定期で外部講師をお招きし、勉強会を開催しています。
次回は2月6日に保険会社の方をお招きし、「上手なお金の使い方」に
ついて勉強会を開催します。
興味のある方はお気軽にお問合せください。
就労・生活支援ポルタ
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通8-8 共栄ビル4F
TEL 052-838-8988
受付時間 9:00~17:30 ※月~金(土日祝休み)
遅ればせながら、皆さん明けましておめでとうございます!
2023年、皆さんはどんな1年にしていきますか?
私は「挑戦」をテーマに、何か新しいことを始める1年にしたいです。
さて、ポルタでは、昨年12月14日に姫宮調剤薬局の薬剤師さんをお招きし、
精神科領域の薬について、勉強会を開催しました。

前半は、抗うつ薬を中心に、薬の種類、効果の現れ方、副作用、
離脱症状などについて、説明をしていただきました。
後半は、ポルタの通所者様が普段服薬をする中で疑問に感じている
ことについて、精神科医と薬剤師の視点から回答をしていただきました。
参加者の方からは、
・自分が普段服用しているお薬のことをより深く知れた。
・服薬について疑問に感じていながらも診察や薬局で聞けていなかった
ことに答えてもらえて有意義だった。
といった感想をいただきました。
ポルタでは、不定期で外部講師をお招きし、勉強会を開催しています。
次回は1月20日に障害者職業センターの方をお招きし、ジョブコーチ支援
についての勉強会を開催します。
興味のある方はお気軽にお問合せください。
就労・生活支援ポルタ
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通8-8 共栄ビル4F
TEL 052-838-8988
受付時間 9:00~17:30 ※月~金(土日祝休み)
今日はクリスマスですね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか、特にクリスマスには関係なく、真面目にブログを更新するポルタスタッフです。
今日は、ポルタで実施しているコミュニケーションプログラムについてご紹介します。
コミュニケーションプログラムでは、「グループで起こっているコミュニケーションについて気づく」「自分と他人の感じ方の違いに気づく」「グループでの自分の振る舞いに気づく」などといったことを目的に行っています。

「あいさつをする」「断る」といった何か行動ができるようにすることを目的にしていないのは特徴の一つかもしれません。
グループワークを通して自分の特徴を理解したり、いつもと違う関わり方を挑戦してみたりすることで、コミュニケーションスキルを高めていただこうと考えています。
コミュニケーションプログラムでの流れ
・テーマについての講義
・ワークの実施
・ふりかえり
という流れで進めています。

これまで実施したワーク
・無人島にもっていくなら何?というお題に対して選択したものを話し合い、グループで持っていくものを決める。
・それぞれに配られた情報の書かれた紙を口頭で伝え合い、宝のありかを探す。
・白紙とのりだけを使い、他のチームと競い合い、より高く積み上げる。
などのお題を扱いました。

ワークのポイント ふりかえり
このワークの重要なポイントはふりかえりです。ワークをやってみてどう感じたのか、周りの人からは自分がどう見えたのか共有していきます。
課題について取り組んでいるときに、さまざまなコミュニケーションが行われています。
・話の口火を切る。
・話を他の人に振る。
・意見を言う。
・相手に共感を示す
・グループの話をまとめる。
など様々な行動があります。

ワーク中の活動についてふりかえり、どのように関わったのか、グループメンバーの言動が自分にどのような影響を与えたのか話し合っていきます。例えば、「話の口火を切ってくれたことで話しやすい空気になったと思う。」「発言したときに”そういう考えもありだよね”と言ってくれたことで話しやすくなった」など。自分が意識して発言したことを周りはどう受け取ったのかといった周囲が見ている自分について知ることができます。
ゲームのようなワークを通して、自分自身のコミュニケーションと向かい合えるようなプログラムを作っています。興味を持たれた方はぜひご参加ください。だいたい月2回ほど実施しています。
(「メニュー」→「資料ダウンロード」→「現在のプログラム一覧の資料」から、今月のプログラムがご確認いただけます。)

人前で話すときや発表をするときに緊張し、呼吸が速くなる、手足が震える、汗をかくなどそのような体験で困ったことはありませんか?今回はあがり症についてご紹介します。
目次
・あがり症とは
・緊張するのは自然な反応
・あがり症の対策
あがり症とは
あがり症とは人前で何かをするような場面で強い緊張に陥り、日常生活や社会生活に影響を与える状況を指します。人からどう思われるのか気になり、過度な緊張や不安、恐怖にさいなまれています。緊張状態が強いことで発汗や手の震え、動悸、腹痛などの身体症状として表れることもあります。こうした身体症状に注目してしまい、余計に緊張や不安感が強くなってしまうこともあります。
あがり症には
・人前で話すことを恐れる
・人前でどもってしまうことを恐れる
・人前で顔が赤くなることを恐れる
・人の視線にさらされることを恐れる
などの方がみられます。
あがり症の程度が強い方は社交不安症などの精神疾患の可能性も考えられるため、医療機関への受診をおすすめします。
緊張するのは自然な反応
人前で話すときに緊張してしまうのは多くの人に当てはまる自然な反応です。人前でのスピーチや面接の場では多くの人が緊張するものです。緊張することは悪いことでもなく、特殊なことでもありません。
あがり症の方は緊張が強くなり、頭が真っ白になってしまう、人とうまく話すことができないといったことが起こることで日常生活や社会生活に支障をきたしています。支障となる出来事は緊張によって引き起こされるため、緊張を取り除きたいと思いがちですが、緊張をなくすことを目的としない方がよいでしょう。誰しも緊張する場面に遭遇することはあるので、どんな場面でも緊張しない自分を目指すよりも、緊張しつつも適度にふるまうことができる状態を目指すことが大切です。
あがり症の対策
小さいことでもいいので、今の自分にできることから成功体験を重ねることが大切です。一人で発表をイメージして練習をする、家族の前で話してみるなど自分にとってできそうなところからうまくいったという体験を重ねていきます。あがり症となる過程では、過去の失敗体験から不安や緊張が駆り立てられていることが多いため、これならできるという自信をつけることは対策の一つです。

しかし、あがり症の対策として場数を踏めば慣れるものとも限りません。恥をかく、失敗するイメージがあり、うまくいかないのではないかと緊張してしまいます。ほとんどうまくいっていても、自分のできていなかった面に注目し、「やっぱりできなかった」とさらに落ち込んだり、次も同じことが起こるのではないかと不安の確信が強まったりしてしまいます。このような悪循環から抜け出すには、緊張しなくなることや不安をなくすことを目的とせず、緊張しても大丈夫と思えることが大切です。緊張しつつも人前で話すことができる、顔が赤くなるがそのことに過度にとらわれずにいられるといった状態を目指していきます。不安な場面についての悪循環を整理し、身体症状など自分自身に注意が向いてしまう状態を緩めていくことで、緊張しても困らない状態にしていきます。
まとめ
人前で何かをするときに緊張するのは誰でも起こる自然な反応です。緊張によって身体症状が強くなり、緊張や不安にとらわれすぎてしまうと問題です。練習して自信をつけることやカウンセリングを受けるなどして自分自身の特徴を理解することで症状の改善が期待できます。人前で緊張してしまうことで、支障が大きすぎると感じる方は医療機関などで相談してみましょう。

人の言動や感情に揺れ動きやすかったり、音やにおいなど周囲に刺激に過敏さを感じていたりしませんか?繊細さを抱えているため、日々生活する中で起こる様々な刺激に疲れやすさや生きづらさを感じているかもしれません。今回は、そんな特徴をもつ方、HSP(Highly Sensitive Person)についてご紹介します。
目次
・HSPとは
・HSPの特徴
・HSPの対処法
・まとめ
HSPとは
HSPとはHighly Sensitive Personの略で、”とても繊細な気質を持った人”という意味です。約20%の人がHSPにあてはまるとされており、ささいな外部の刺激にも反応しやすい特徴をもっています。他の人では気にしないようなことでも敏感に反応してしまうため生きづらさを感じることがあります。
HSPは病気や診断名ではなく、うつ病や発達障害とは異なるものです。その人の生まれ持った気質を示す用語になります。日本におけるHSPに関する研究は少なく、まだわからないこともたくさんあります。
HSPの特徴
・情動伝染(相手の感情に同調する)しやすい
相手の感情に影響されやすい特徴をもっています。人の気持ちに共感しやすい一面もありますが、周囲の感情に圧倒されやすい一面ももっています。怒っている、悲しんでいるといったネガティブな感情を受け取りやすく、ネガティブ感情に自身も揺さぶられやすいのです。
・疲れやすい
外部の刺激に反応しやすい特徴をもっているので、神経を高ぶらせた状態になりやすく、自分自身も気づかないうちに疲れ切ってしまいます。楽しい時間を過ごした後でも、疲れてしまい、体調を崩すということがあります。
チェックリスト
□大きな音で不快になる
□1度にたくさんの事が起こっていると不快になる
□明るい光や強いにおい、ごわごわした布地、近くのサイレンの音などにゾッとしやすい
□忙しい日々が続くと別途や暗くした部屋などプライバシーが得られ、刺激の少ない場所に逃げ込みたくなる
□短時間にしなければならないことが多いとオロオロする
□他人の気分に左右される
□競争場面や見られていると、緊張や動揺のあまり、いつもの力を発揮できなくなる
□痛みに敏感になることがある
□生活に変化があると混乱する
□微細で繊細な香り・味・音・芸術作品などを好む
□美術や音楽に深く感動する

HSPの対処法
HSPは病気ではないため何か治療法があるというわけではありません。繊細さを抱えているために起こる、自信のなさや疲れやすさについてどのようにしたら抱え込まずに過ごすことができるのか対処法を見つけていくことが大切です。
・安心安全の場を確保する
自分自身が安心して過ごせる場所を確保することが大切です。自分だけの落ち着けるスペースを確保するとよいでしょう。働いている方であれば、トイレや人のいない部屋など落ち着ける場所を見つけておきましょう。
・刺激の少ない環境を整える
外部の刺激に敏感なため、過ごしやすい環境を整えることが大切です。音が気になる方は耳栓やノイズキャンセリング機能のついたイヤホンをつけてみてはいかがでしょうか。
・何もせずにリラックスできる休み方をする
何か行動をしようと思うと疲れてしまうことがあるので、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすことでリラックスする休み方を見つけてみるとよいかもしれません。
・自分の繊細さについて理解する
どういったときに過敏に反応してしまうのか自分について理解を深めることが大切です。
まとめ
HSPは外部のさまざまな刺激に反応しやすい特徴をもった人たちのことを指します。刺激に反応しやすいため、疲れやすく、人混みなど周囲の環境に圧倒されやすいです。一方で思慮深さから将来の危険を予測することに長けている、共感能力が高いといった特徴もあります。自分はHSPではないかな?と思った方は、自分自身について理解を深め、居心地の良い環境をつくっていくことができるとよいかもしれません。