ポルタでは、精神障害・発達障害でお悩みの方の就労生活を支援します。
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2022
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オープンダイアローグ研修を受講しました

先日、ポルタに講師の方をお招きし、オープンダイアローグ(Open Dialogue)研修を受講しました。

 

講師の方は、名古屋市南区にある「相談支援事業所me」を営んでおられる竹内夫妻です。過去に、中日新聞でも紹介されておられました。

”開かれた対話”という意味をもつ”オープンダイアローグ”、みなさんはどこかで聞かれたことはあるでしょうか?

 

オープンダイアローグとは、精神医療の世界で近年注目を浴びている、フィンランド発症の治療法です。

治療法とはいうものの、オープンダイアローグの目的は、「治すこと」「変えること」「(何かを)決定すること」ではないという、逆説的・革新的なものなのです。

 

具体的には、入院や薬剤に極力頼らず、患者本人や家族、複数の支援者を交えて行われる独特な対話手法をとります。

安心・安全な雰囲気で、ご本人が「困りごと」を十分に語り、参加者は丁寧に聴き、そしてまた対話を続けることで、独自の道筋が見えてきたり、長年の症状が緩和されていくという効果もあるそうです。

 

今回はポルタのサービスをより良いものにしたいという思いから、スタッフ全員で体験型の講習に参加しました。

また、受講に先立って、以下の本を読みました。

マンガ形式で書かれており、非常にわかりやすい本でした。

まんがやってみたくなるオープンダイアローグ

医学書院,2021

 

今回の講習では、頭の先から足の先まで、「聞くこと」と「話すこと」に集中し、ヒトそれぞれの主観を交換し合うという、とても濃密な時間を体験できました。

講師の方いわく、今回はオープンダイアローグそのものではなく、「ミーティング」と呼ばれる形式を体験したということでしたが、それだけでも満足感や充足感を感じることができました。

 

オープンダイアローグでは、葛藤や意見の違いがあったとしても、その場にいる人々の多様な声を、衝突させることなく共存させる、という姿勢をとるようです。

多様性が重視される現代において、よりより人間関係を構築していく上でも、必須の姿勢のように感じました。

スタッフとして、ひとりの人間として、「対話の力」を磨いていく必要があると、強く感じました。

 

今後、オープンダイアローグの手法を、ポルタのサービスでどのように応用して提供できるか、スタッフみんなで検討していきたいと思います。

 

関連リンク

オープンダイアローグ夫婦のダイアロジカル生活ラボ(旧・相談室おうち)

https://www.mina4recovery.com/

2021
8
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施設内紹介

セミが元気よく鳴き、いよいよ夏も本番となってまいりました。

みなさま、暑さ厳しい中、体調はいかがでしょうか。

ポルタスタッフは元気いっぱい、笑顔いっぱいで利用者様と過ごしております。

今回は、ポルタの施設内を写真とともにご紹介していきます。

共栄ビル4階のエレベーターを上がって左手に、ポルタのロゴが目印の自動ドアがあります。

入ってすぐの、多目的室です。利用者様用のパソコンもご用意しています。

スタッフルームには全面に目線の高さにガラス窓があるため、利用者様と気軽にコミュニケーションもとれます。

こちらは相談室。閉鎖的になりがちな個室も、大きな窓もあるため明るい陽射しが入ります☀

メインの訓練室です。プログラムは主にこの部屋で行います。

こちらの部屋にも大きな窓があるので、とても開放感があります。

モノトーンを基調として、どの利用者様も落ち着いて過ごせるような雰囲気を大切にしています。

訓練室の奥には、ポルタ専用のトイレ。そしてパーテーションの奥には…

利用者様が一人でほっと休憩したり、軽く横になれるよう、ソファを設置しています。

共用の電子レンジ、冷蔵庫、キッチンがあり、簡単な調理実習を行っています。

コーヒー、お茶、お水などはセルフサービスでご利用頂け、ふわふわのカプチーノは好評です♪

 

7月1日にオープンしたポルタですが、施設内の設備を徐々に増やしております。

特に、利用者様目線で、「何を導入すれば利用者様の役に立つのか」を日々スタッフ間で検討しています。

 

〒467-0806 
名古屋市瑞穂区瑞穂通8-8 共栄ともえビル4F
地下鉄「新瑞橋」駅
2番出口より1分
市バス「新瑞橋」
10番停留所より1分