ポルタでは、精神障害・発達障害でお悩みの方の就労生活を支援します。
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2022
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6
外出企画で、お花見に行ってきました

 名古屋では桜の満開時期も過ぎ、花びらが風に舞ったり、川に花いかだが見られる季節になってきましたね。

なんだか少し哀愁も感じますが、それも含めて桜は大好きです。

みなさま、それぞれの方法で桜を愛でられたでしょうか。

 

ポルタでは、「外出企画」というプログラムの中で、今年は2回お花見にいきました。

「外出企画」という名前の通り、スタッフが行先を決めるのではなく、

 

利用者様が外出プランの「企画書作成・発表」をし、

実際に外出した先では、企画提案者が進行をリードし、

後日、外出体験の「報告」資料を作成し、発表する

 

という、何日も日をまたぐプログラムになっています。

 

今回は、グループワークで2か所、お花見候補地を企画していただきました。

詳しい見どころや、当日の時間配分、昼食の候補地など、ネットで調べるだけでなく、

実際に足を運んで情報収集をしておられる利用者様も。

責任感が強く、感心しますね。

 

コンペのような形でどちらか1か所にお花見に行く予定だったのですが…

 

どちらの企画も魅力的だったため、結局2か所とも決行されたという次第です🌸

 

4月1日(金)には、名城公園へ

4月5日(火)には、山崎川へ

どちらも見ごたえがあり、大満足でした。

今後、参加した利用者様の報告を聞くのも、楽しみです。

 

2022
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ゴールデンウィーク閉所のお知らせ

就労・生活支援ポルタは、みずほクリニック休診に伴い、下記期間中は閉所となります。

 

4月29日(金)~5月5日(木)

 

閉所期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけいたします。

なお、5月6日(金)からは通常営業となりますので、よろしくお願いいたします。

 

皆さま、春めく季節をお楽しみくださいね。

2022
2
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プレゼンテーションプログラム

ポルタでは、「プレゼンテーション」プログラムを月に2回ほど実施しています。

「プレゼンテーション」と聞くと、なんだが小難しいことをイメージされる方もいるかもしれませんね。

パワーポイント?グラフ?発表?自分には必要のないもの? などなど。

そんなに難しいものではありません。

ポルタのプレゼンテーションプログラムの目標は、

 

「自分が伝えたい情報を、相手にわかりやすく伝えること」

 

を主な目標にしています。ですので、テーマも

 

・自分が関心のあるもの、好きなもの

・自分に影響を与えたもの、ヒト

 

など、自分にとって身近で、「伝えたい」という思いが沸き上がるテーマで取り組んでいただいています。

 

これまで発表されたテーマとしては、自分の恩師、好きな映画、動物、マンガ、ゲーム、音楽、など、

発表を聞く側もたのしくなるようなテーマばかりが並んでいて、とても興味深いプログラムです。

プレゼン後の質疑応答タイムも意見が活発に飛び交い、利用者様の個性を深く知ることができる時間です。

 

資料作成では、パソコンを使いたい方はパワーポイントを利用する方が多いですが、紙芝居風に資料を作成してもOKです。

もちろん、10分程度のプレゼンテーションを、いちから資料作成し、みんなの前に立って一人で発表することは、

とても難しく、緊張や不安の強い方にとってはハードルが高いものです。

何カ月も準備に費やし、ストップウオッチを使って声を出しながら発表の練習をされる方もいます。

 

一人での発表が難しい方は、スタッフがサポートしますので、ご安心ください。

 

「自分が伝えたい情報を、相手にわかりやすく伝えること」は、仕事でも家庭でもプライベートでも、

人がより良いコミュニケーションをとる上で必須のスキルです。

 

ポルタでは、就労や生活で必要なスキルを養うためのプログラムを、日々実践していきたいと思っています。

2022
1
6
ことはじめプログラム

 

あけましておめでとうございます。

1月6日、本年最初のポルタ開所日でした。

 

ことはじめプログラムとして

・初詣

・書初め

・ねりきりづくり

・年末年始ふりかえり

・お抹茶とねりきり試食

というお正月感あふれる内容で一日を過ごしました。

 

初詣は、ポルタ近くの津賀田神社へ。

雪がはらはら舞う中、みんなで歩いていきました。

 

ポルタに戻ってからは、書初めを。

皆さま、今年の抱負をそれぞれ書いておられました。

 

ねりきりとは和菓子の一種ですが、今回は白あんや白玉粉などを混ぜて生地にしました。

生地は、電子レンジだけで作ることができるのです。

 

さらに、食紅で色をつけ、皆さま好きなように細工をほどこしていきました。

 

お花を作成された方が多い中…

しゅうまいを発見しました。(おサルとカッパもいるようですよ)

  

プログラム後、15時のお茶会で抹茶とともにいただきました。

抹茶を立てることができるスタッフがおり、本格的なお茶席のような感覚を味わうことができました。

ちなみに、「畳に正座スタイル」ではなく「椅子に腰掛けるスタイル」で気軽にお抹茶をいただくスタイルを、立礼式(りゅうれいしき)というそうです。

 

このように、利用者の皆様と新しい一年の始まりを迎えることができ、ありがたいと感じております。

 

コロナの第六波到来のニュースもありますが、皆さまにおかれましても心と体を大切に、健やかにお過ごしください。

 

2021
12
29
年末のレクリエーション

12月29日、本年度最後のポルタ開所日でした。

普段は心理プログラムやビジネスプログラム受講で頑張っておられる利用者様ですが、

今日は一日楽しんでいただこうと、レクリエーションを行いました。

 

午前中は麺から年越しうどん、たこ焼きを作って試食し、午後は演奏会でした。

うどんは生地をこねる、踏む、ねかす、ゆでる…とすべて手作り。

腰のある、おいしいうどんが完成しました。かまぼこも飾り切りをして、少しお正月気分を。

たこ焼きも順調に作れているかと思いきや・・・

一気に調理家電を使ってしまったため、ポルタ内が停電してしまうというアクシデント発生!

しかも復旧の目途が立たなかったため、

急遽、ガスコンロを調達しました。

たこ焼きは、利用者様の発案で見事なお好み焼き風にアレンジ♪

ピンチのときも、みなさんのアイディアで楽しく乗り切ることができました。

 

午後は、演奏会。

利用者様の中に、ピアノが上手な方、ギターが上手な方がおられるので、伴奏を担当していただきました。

当日、ウクレレを持参してくださる方もいて、鈴、タンバリン、シェイカーも加わってにぎやかな演奏会になりました。

 

カントリーロードをハモリながらうたうことができ、和やかな雰囲気で最終日を迎えることができました。

どうぞ、来年度もよろしくお願いいたします。

2021
12
7
Youtubeを開設しました

師走を迎え、2021年も残りわずかとなってまいりました。

雨が続いたり、寒さが急に増したりしていますが、体調を崩されてはいませんか?

 

この度、ポルタの母体である医療法人輝豊会が公式Youtubeチャンネルを開設いたしました。

心療内科・精神科みずほクリニックと、併設のリワークデイケアも協働参加しているYoutubeチャンネルです。

 

まだまだ動画数は少ないですが、今後、精神疾患や精神療法、就労、社会復帰など、

皆さまにとって役立つ動画を更新していく予定です。

 

閲覧方法ですが、「ぽるたみずほTV」で検索していただくか、

ポルタのホームページから、youtubeページを開いて見ることができます。

ぜひ一度のぞいてみてくださいね。

 

2021
11
24
年末年始休暇のお知らせ

少しずつ肌寒くなってきましたね。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、就労・生活支援ポルタは、下記の期間、閉所となります。

 

 

上記期間中は、お電話なども繋がりません。ご迷惑をおかけいたします。

なお、1月6日(木)からは通常営業となりますので、よろしくお願いいたします。

2021
11
8
職業レディネステストを実施しました

10月27日に、「職業レディネステスト」を集団で実施しました。

ハローワークなどでも実施されている、職業適性検査のひとつです。

「レディネス」とは聞きなれない言葉ですが、「(心身の)準備性」という意味です。

職業を6つの領域に分類したうえで、どれくらい興味と自信があるかを調べます。

 

また、日常生活での具体的な質問に答えることで、自分が「人と接すること」、「情報を扱うこと」、「物や自然に触れること」の3つの領域のうち、どの領域に重きを置くか、ということも調べることができます。

 

午前中に、検査のオリエンテーションと検査の実施、午後に結果返却と分析を行いました。

参加者の方は、

 

「自分が意外な分野に興味を持っていることを知ることができた」

「予想通りの結果った」

「昔からの希望がそのまま形になっていた」

「人と接することは苦手だけど、人の役に立ちたいという気持ちが強いことが分かった」

 

など、様々な発見をしておられました。

 

特に、グループワークの中で、他者の日頃の様子と、その結果とを照合して意見を述べる方が多く、

「皆様、他のメンバーの方をよく観察されているなぁ」とスタッフから見ても感心するほどでした。

 

このように結果を他者と共有したり、自分の結果について他者から意見をもらえるという点で、自己理解もますます深まる体験をされているご様子でした。

 

今回の結果は、あくまでも参考資料ですが、利用者様にとって少しでも有意義な結果になったように感じます。

2021
9
30
第一回 講演会を開催いたしました

以前ブログでもお知らせいたしました通り、9月28日に、みずほクリニック院長松井輝夫による講演会を、ポルタにて開催いたしました。

検温、手指消毒、換気などの感染対策を行った上、参加者も20名に限定させていただきました。

 

前半は院長による講演会、後半は質疑応答タイムという流れで、約一時間半という短い間でしたが、参加者の方からも積極的に質問の手があがり、充実した講演会となりました。

また、質疑応答タイムでは、参加者への応答として、ポルタ職員の精神保健福祉士や心理士からも意見があがりました。

 

前半の講演会のテーマは、「遷延化(せんえんか)したうつ病へのアプローチを考える」というタイトルでした。

再発しやすく、症状が長続きしやすい「うつ病」について、診断・服薬・治療のポイントなどが紹介されました。

 

うつ病を、「脳の病気」としてとらえた上で、たとえ回復してきたとしても、医師の指示通り服薬を続けることが重要である点が、強調されていました。

こちらは、うつ病が長期化するに至る、様々な要因を可視化した図です。

それぞれの要因に対しては、服薬治療だけではなく、家族や周りの方々からの心理的なサポートや、行政・福祉によるサポートも重要である点が伝えられました。

 

松井医師は、精神科医として2008年にみずほクリニックを開設いたしましたが、産業医としても十年以上活躍を続けています。これまで多くの患者様の「診断・休職・復職・再発・退職・再就職」など、人生の転機となる場面に対応してきました。

 

今回は、院長が日々の診療の中で見えてきた見地を、参加者の方に伝える良い機会となりました。

 

参加者の方々からは、

「支援員として、うつ病の方にブレーキをかけるタイミングや大切さを学べた」

「今、使える方法を知ることができて助かった」

「質疑応答で、いろいろな事例を聞くことができて、今後の相談対応のヒントとなった」

「次回も参加したい」

とのお声をいただきました。

 

参加していただいた方々には、改めてお礼申し上げますとともに、今後も何かの形で連携させていただければ幸いです。

今後も、ポルタでは様々な企画を考えていきたいと思っております。

2021
9
21
リラクセーション ~呼吸法~

ポルタでは、「ストレスマネジメントプログラム」の中で、「リラクセーション」スキルを高めるためのプログラムがあります。

リラクセーションとは、みなさんにとっても身近な言葉だと思いますが、その言葉の意味としては、

 

リラクセーション…心身の緊張をほぐしたり、息抜きや気晴らしをしたりすること

 

です。ストレスの多い現代社会においては、心身の安定のためにリラクセーションの方法をたくさん持っているとよいとされています。

 

特に、緊張が強いときや、寝る前なのに頭が働いて目がさえてしまうと感じるときは、意識的に自分をリラックスさせる行動をとることが大切です。

 

今回は、ポルタのプログラムで実際に練習している「呼吸法」について紹介します。

 

誰しも、普段なにげなく呼吸をしています。

ただしそのほとんどは、肺を主に使って腹筋群をあまり使わない、「胸式呼吸」という浅い呼吸方法です。

特に、コロナ禍でマスクをつける時間が長いと、口で浅い呼吸をすることが増えてきます。

デスクワークやスマートフォンを集中して操作しているときも、浅い呼吸となります。

 

一方、おなかあたりにある横隔膜を大きく動かす呼吸法のことを、「腹式呼吸法」といいます。

 

鼻から息をお腹まで吸いこみ、口から吐き切る呼吸法です。

より深く、ゆっくりした呼吸を意識的に行うことで、神経がリラックスモードになり、気持ちも落ち着いていく効果があります。

さらに継続することで腹筋群も鍛えられていき、内臓の動きが促されて便秘解消効果もあるとのことです。

 

腹式呼吸法のやり方

①へその下あたりに手をあてる

②ゆっくり3秒かけて、鼻から息を吸う(お腹がふくらむ)

③息を1秒止める

④ゆっくり6秒かけて口から息を吐き切る

 

正しい姿勢がとりにくかったり、慣れなかったりする場合は、仰向けになって行うことをおすすめします。

お腹の動きがよくわかり、無駄な力が入りにくくてリラックス効果も得やすいでしょう。

 

ポルタでは、呼吸法の他にも「漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)」という、全身の筋緊張をほぐす方法なども学びます。

 

その他にも、アロマや音楽、運動や散歩、お茶、おいしい食べ物を適度に食べる、など、参加者の方々がすでに利用しているリラクセーションを共有したりしています。

人によってお気に入りの方法が違ってきますので、自分なりのリラクセーション方法をたくさん試して、「おだやかな気持ち」、「居心地のよい時間」を増やしていきましょう。

 

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